【11月の人気記事まとめ】みんな同じところで悩んでいる—在庫と数字に向き合う“小さな一歩”のお話
補助金の情報が増えると、後継ぎほど「どうにかしなきゃ」と焦りやすいものです。しかし、家族経営の現場は大企業とはまったく違う動き方をします。今回は、家族経営の“現場の構造”を理解し、なぜDXが難しくなるのかを紐解きます。
家族経営の現場は“人の感覚”でつながっている
家族経営の特徴は、決して弱点ではありません。
むしろ長所でもあります。
- 口頭での指示
- 手書きメモ
- ベテランの段取り
- 経験則による判断
- 家族ならではの柔軟な動き方
こうした“人の感覚”が会社の文化を支えています。
しかし、この状態のまま新システムを入れると……
システムが現場を崩すことがある
典型的には次のような混乱が起きます。
- 操作に迷い、自己流が増える
- 役割分担が変わり、戸惑いが生まれる
- 情報の渡り方が変わり、止まりやすくなる
- 結果として、元のやり方に戻ってしまう
これは「現場が悪い」のではありません。
現場がシステムに合わせられる構造になっていないだけです。
だからこそ“現場を見る”ことが最初の一歩
補助金を使って何かを変える前に、
- 現場はどう動いているのか
- どこで人が判断しているのか
- どこで流れが止まりやすいのか
こうした“足元”を見ることが、
後継ぎにとって最も重要な準備になります。
次回は、
「家族経営の現場に潜む3つの課題」
について具体的にお話しします。



