AIは“理解の味方”——でも会社の中心は人が握る (継ぐ人のための、数字と向き合う経営ノート:第8回)
はじめに
家族経営を継ぐ後継者のために、日繰り・在庫管理・数字の見える化を軸に、
“現場と数字をつなぐ経営”をやさしくお届けします。
違う視点だから、すれ違うのは当たり前
家族経営では、
親は“感覚”で語り、
税理士は“会計と税務”で語り、
後継者は“未来と経営管理”で語ることが多いものです。
立っている場所が違えば、
見えている景色も違う。
だから、すれ違うのは当然です。
でも、
三者が同じ資料を見ながら話し始めると、
会話は自然と噛み合い始めます。
freee・日繰り・在庫——三者の視点をつなぐ“共通言語”
freee(経営状態の全体像)
日繰り(会社のお金の鼓動)
在庫棚(現場の声と負担)
この三つを中心に置くと、
親の感覚、後継者の数字、税理士の知識が
ひとつのテーブルに乗ります。
衝突ではなく、
重なり合いが生まれる。
“納得解”は、この重なりの中で育ちます。
後継者の方へ
あなたが “同じ景色を見たい“ のは誰ですか?
- 親と数字の話をしたい
- 税理士と現場のズレを共有したい
- スタッフと在庫棚の見方を合わせたい
- 家族で「経営のいま」を共有したい
もし思い浮かぶ相手がいるなら、
まずは “共通して見たい資料を3つだけ”選んでみてください。
freee・日繰り・在庫の中から
「一緒に見たいもの」を決めるだけで、
対話は驚くほど進みます。



