資金繰りは“心の仕事”——共有すると家族経営は強くなる (継ぐ人のための、数字と向き合う経営ノート:第7回)

平岡誠司

平岡誠司

テーマ:経営のモヤモヤをワクワクに(しごと編)

家族経営を継ぐ後継者のために、日繰り・在庫管理・数字の見える化を軸に、
“現場と数字をつなぐ経営”をやさしくお届けします。

資金繰りは、数字以上に“心の負担”が大きい

資金繰りは数字の仕事に見えて、
実はとても“心の仕事”です。

親が長年、
「誰にも言わず一人で抱えてきた」のは、
家族を守るためであり、
心を守るためでもありました。

だから後継者が資金繰りに手を入れ始めると、
家族経営はゆっくりと変わり始めます。

経営の見える化は、心の負担を軽くする

freeeで経営状態を自分の目で見て、
日繰りでお金の動きを感じて、
在庫で現場の負担を整える。

この三つがそろうと、
税理士との会話が噛み合うようになり、
経営の“今”がはっきり見えてきます。

資金繰りの共有は、
数字だけでなく、
家族の“心の距離”を縮める作業でもあります。

後継者の方へ

いま、資金のことで“誰と話せていますか?”

  • 誰にも相談できず抱え込んでいる
  • 親と話しても噛み合わない
  • 税理士に聞く前に整理が必要
  • 現場との温度差を感じる


もし思い当たるものがあれば、
まずは 気になっている資金面の“違和感を3つだけ”書き出してみてください。

書き出すことで、
その不安の“正体”が見えてきます。

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Mybestpro Members

平岡誠司
専門家

平岡誠司(小規模事業者向け経営支援家)

株式会社平岡商店

経営者の実践経験を活かし、経理の見える化・日繰り・在庫管理を軸に、家族経営の経営管理の仕組みづくりを実行支援します。現場の気づきを経営判断につなげ、“らしさ”をいかした経営を一緒に育てていきます。

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