家族経営を継ぐということ─分からないままでも始められる (継ぐ人のための、数字と向き合う経営ノート:第1回)

平岡誠司

平岡誠司

テーマ:経営のモヤモヤをワクワクに(しごと編)

はじめに

家族経営を継ぐ後継者のために、日繰り・在庫管理・数字の見える化を軸に、
“現場と数字をつなぐ経営”をやさしくお届けします。

「分からない」を抱えたままで大丈夫

家族経営は、
長年の習慣や暗黙のルールで動いています。

だから後継者が、
「分からない」「怖い」「できる気がしない」
と感じるのは、とても自然なことです。

さらに、
はじめて顧問税理士と話すと、
専門用語が多く、
“自分だけ分かっていない気持ち”が強くなることもあります。

でも本当は、
税理士は税務の専門家であって、
現場と経営管理の“核心”は、あなたにしか分かりません。

日常の数字に触れることが“最初の一歩”

  • freeeでの自計化、
  • 日繰りでお金の動きを感じること、
  • 在庫棚で現場の声を拾うこと。

これらの 「日常の数字」 に
後継者自身が触れていくことで、
経営は自然と見えるようになっていきます。

ゆっくりで大丈夫。
分からないまま始めても、
必ず見えてくるものがあります。

後継者の方へ

いま、あなたが一番「分からない」と感じていることは何ですか?

  • freeeのどの数字を見ればいい?
  • 日繰りの書き方が分からない
  • 在庫棚の見方に自信がない
  • 税理士の説明が難しく感じる

まずは、
「分からないこと」を3つだけ
書き出してみてください。

書き出すことが、
理解の最初の一歩になります。

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Mybestpro Members

平岡誠司
専門家

平岡誠司(小規模事業者向け経営支援家)

株式会社平岡商店

経営者の実践経験を活かし、経理の見える化・日繰り・在庫管理を軸に、家族経営の経営管理の仕組みづくりを実行支援します。現場の気づきを経営判断につなげ、“らしさ”をいかした経営を一緒に育てていきます。

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