平岡商店と“現場支援”の原点――数字よりも、人の想いを整える仕事

「経営支援」と聞くと、数字や資料の話だと思う方も多いかもしれません。
でも、私が現場で見てきたのは、“数字の奥にある人の想い”です。

私はもともと、老舗の酒卸業で19年間、現場と経営の両方を経験しました。
棚卸しのたびに「どうして在庫が減らないのか」「なぜ伝票が合わないのか」と悩み、
社員と一緒に、何度も夜遅くまで倉庫で頭を抱えた日々がありました。

あの頃の私は、「在庫」ではなく「人の関係」が詰まっている棚を見ていたのだと思います。
誰も悪くないのに、うまく回らない。
その“モヤモヤ”をどうにかしたいという気持ちが、今の仕事の出発点です。

平岡商店では、在庫や資金の見える化だけでなく、
経営者と現場が同じ方向を向ける“信頼の仕組み”づくりをお手伝いしています。
目の前の数字を整えることは、実は「人と人の関係を整える」こと。

そんな原体験を胸に、今日も現場の声に耳を傾けながら、
家族経営・小さな会社の伴走者として、経営の“モヤモヤ”を“ワクワク”に変えています。

「倉庫の棚を見直すことは、信頼の棚を整えること」
そんな想いで、これからも現場のリアルな気づきを発信していきます。