“ひとり経理”から“家族経理”へ。日繰り表を共有する意味(家族経営の経理コーチング⑪)
日繰り表(資金繰り表の日次版)を続けるために、最も大切なことのひとつが「自分に合ったかたち」で使うことです。
どんなに優れたフォーマットでも、自分にとって使いにくければ続きません。
たとえば、手書きが好きな方には、紙とペンが最強のツールです。
書くことで頭が整理され、感覚的にも記憶に残ります。
一方、スマホやPCに慣れている方には、
Googleスプレッドシートやfreeeのカスタムレポート等も便利です。
自動計算やグラフ表示など、視覚的な補助も得られます。
このコラムで提唱する「お金に色をつける」方法。
これは、資金の流れを感覚的に捉えるための工夫です。
たとえば、入金は青、出金は赤、残高は緑。
色をつけるだけで、数字が「動き」として見えてくる。
これは、数字が苦手な方にも非常に効果的です。
さらに、項目の並び順や記入欄のサイズも、
自分の業務スタイルに合わせて調整することで、記入のストレスが減ります。
「売上」「仕入」「生活費」「税金」など、
項目を自分の言葉で置き換えるだけでも、親しみやすさが変わります。
日繰り表は、経理の“見える化”だけでなく、
“気持ちの整理”にもつながります。
自分仕様にカスタマイズすることで、
「やらなきゃ」から「やっておこう」に変わるのです。
次回は、家族と共有することで日繰り表がもっと続けやすくなる方法をお伝えします。
家族経営だからこそ、“見える化”は一人ではなく、みんなで使うものになります。
毎月赤字だからやっても仕方ない、経理は未経験だし、ぐちゃぐちゃだからわからない、
と諦めないで一緒にやってみませんか?
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