家族経営の経理コーチング③ 日繰り表は家族経営の羅針盤。お金の不安を自信に変える意思決定ツール
「経理は、野球で言えば守備だと思うんです。」
スモールビジネスの現場で、そんな言葉をよく使います。打つ(売上)だけでは勝てない。守る(管理)力がなければ、試合は崩れます。平岡商店はクラウド会計ソフト「会計freee」の認定アドバイザーです。税理士でも会計事務所でもない、伴走型のコンサルティング会社としては珍しいのではないでしょうか。
家族経営・ひとり法人の「守備力」を育てる
平岡商店が支援しているのは、家族経営、個人事業主、ひとり法人などのスモールビジネス。共通する課題は、「経理が見えない」「現金の流れがつかめない」「freeeが使いこなせない」といった不安です。 そこで私たちは、freeeを活用した「自計力=自分たちで経理を守る力」の定着をサポートしています。
• 自分で入力できる(キャッチャーのように受け止める)
• 決算書が読める(スコアボードを理解する)
• 業績を語れる(監督として采配できる)
税務ではなく「財務=お金のやりくり」に焦点を当て、日常の経理を“守備力”として鍛えていきます。
自分たちで出来るようになる。だからこそ育つ「守備感覚」
平岡商店では、導入初期を除いて会計freeeを使った記帳代行は行いません。支援先の皆さんが、自分たちで日々の取引を入力することを大切にしています。 なぜなら、経理とは「経営管理」の土台であり、外注では育たない“守備感覚”だからです。
• 現金出納
• クレジットカードの利用
• 請求書の発行・受領
• 在庫や売掛・買掛の管理
これらをfreeeや販売管理ソフトで正しく記録できるようになると、日々のズレやモレに気づき、改善が始まります。まるで、エラーを減らす守備練習のように。 ただ、限られた時間と人数で、販売ソフト、会計ソフトをしっかり使いこなすのは家族経営では相当の負担です。販売管理機能と会計機能が一体化され、安価で、アクセスしやすく、専門知識がなくても使える経営管理ソフトの機能をもつ会計freeeをお勧めしています。
「正しいスコアリング=記録」が会社を守る
事業再生の現場で痛感するのは、経営が傾く会社ほど「正しい入力」ができていないという事実です。 現金が在庫になり、在庫が売掛金や買掛金になり、また現金に戻る。この循環を正しく記録できなければ、経営判断は誤ります。 「そんな細かいこと…」と笑われることもありますが、草むしりのように一つずつズレを修正していくことで、見えてくるのは「ドンピシャ&リアル」な経営の姿です。
どんぶり勘定は個性です。活かす方法があるんです。
家族経営では、会社と家庭のお金が混ざる「どんぶり勘定」が日常です。でも、それを否定する必要はありません。 freeeを使えば、日々のやりくりをリアルタイムで記録し、「色のついたお金」として管理できます。つまり、どんぶり勘定を「ドンピシャ勘定」に変えることができるのです。
freeeはスモールビジネスの「守備コーチ」
freeeは、税理士に丸投げしなくても、自分たちで経理を回せるよう設計されたクラウド会計ソフトです。
• 家族経営
• フリーランス
• 副業・兼業
• ひとり法人
• 個人事業主
こうした小さな会社にこそ、freeeの力が活きます。 五つ星アドバイザーとして、私たちは「守備練習のメニュー」を一緒に考え、現場で実践し、改善を積み重ねていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
平岡商店は家族経営の経理、財務、経営管理を伴走支援する経営支援業です。
詳しくは、会計freeeアドバイザー検索サイト でご覧になってみてください



