『ぼちぼち』から『そのまま』に
介護サービスを使うようになると、
いろいろな書類が見る見るうちにたまってきますが、
嵩張るからとむやみに処分してはいけません。
デイサービスのプログラムの予定表や献立表、
イベントのお知らせなどは、
終わった時点で処分しても問題ないと思いますが、
保管しておかないと後で困る書類もあります。
民間事業者によるサービスを利用するときの
「契約書」や「重要事項説明書」は、
受けられるサービス内容、キャンセル料、緊急の連絡先、
事業所の営業時間、利用料の支払い方法、
利用を辞める時の手続き方法などの
大切なことが記載されているので、
きちんと保管しておきましょう。
行政のサービスを受ける時にもらう、
「利用のしおり」なども、契約書などと同様に
保管しておくことをおススメします。
また、「契約書」や「重要事項説明書」ほどではないけれど、
ある程度の期間は取っておいた方が良いものもあります。
介護保険サービスを利用すると、いろんな「計画書」をもらいます。
その中の「介護サービス計画(ケアプラン)」は、
以前の状況がわかると何かの時に役立つので、
3~6か月分程度は残しておくよいです。
その他の計画書やサービス担当者会議の「会議録」も、
サービス内容が変わった前後の分は保存しておくと安心です。
そして、「請求書」や「領収証」も、
金額的に気になった時などに事業所に確認するときに困るので、
口座振替であっても、
明細がきちんとかかれている、請求書・領収証を
3~6か月分程度は残しておくことをおススメします。
医療費控除の対象となるものは、
年末の確定申告まできちんと保管しておきましょう。
保管しておく書類は種類ごとに分類して
中に何が入っているものが、
誰が見ても分かりやすいようにラベリングをした
クリアブックやクリアファイルなどに入れ、
ラベルが見えるようにしファイルボックスなどに入れるか、
インデックスがついた書類フォルダに入れて、
目につきやすい場所に収納しておくと便利です。