介護関係の書類

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



介護サービスを使うようになると、
いろいろな書類が見る見るうちにたまってきますが、
嵩張るからとむやみに処分してはいけません。

デイサービスのプログラムの予定表や献立表、
イベントのお知らせなどは、
終わった時点で処分しても問題ないと思いますが、
保管しておかないと後で困る書類もあります。
民間事業者によるサービスを利用するときの
「契約書」や「重要事項説明書」は、
受けられるサービス内容、キャンセル料、緊急の連絡先、
事業所の営業時間、利用料の支払い方法、
利用を辞める時の手続き方法などの
大切なことが記載されているので、
きちんと保管しておきましょう。
行政のサービスを受ける時にもらう、
「利用のしおり」なども、契約書などと同様に
保管しておくことをおススメします。

また、「契約書」や「重要事項説明書」ほどではないけれど、
ある程度の期間は取っておいた方が良いものもあります。
介護保険サービスを利用すると、いろんな「計画書」をもらいます。
その中の「介護サービス計画(ケアプラン)」は、
以前の状況がわかると何かの時に役立つので、
3~6か月分程度は残しておくよいです。
その他の計画書やサービス担当者会議の「会議録」も、
サービス内容が変わった前後の分は保存しておくと安心です。
そして、「請求書」や「領収証」も、
金額的に気になった時などに事業所に確認するときに困るので、
口座振替であっても、
明細がきちんとかかれている、請求書・領収証を
3~6か月分程度は残しておくことをおススメします。
医療費控除の対象となるものは、
年末の確定申告まできちんと保管しておきましょう。

保管しておく書類は種類ごとに分類して
中に何が入っているものが、
誰が見ても分かりやすいようにラベリングをした
クリアブックやクリアファイルなどに入れ、
ラベルが見えるようにしファイルボックスなどに入れるか、
インデックスがついた書類フォルダに入れて、
目につきやすい場所に収納しておくと便利です。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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