データでなくて紙
他愛もない雑談の中で、
認知症のあるご家族の介護をしている知り合いが、
「父がよく地域のゴミ置き場に行くので、
不思議な行動だな?って思ってたんだけど、
先日、書類の片づけをしていたら、
父のゴミサポーターに任命されたと
書かれたものが出てきて、
なるほど、あの行動は、
これが、記憶にあってのことだったのか!
ということが分かって、
不思議な行動の理由がわかった。」
と、仰った。
そう、認知症があるからって、
ワケのわからない行動をしているのではなく、
何らかのワケがあるのです。
それを察するのには、
その人の情報を沢山知っておくことが大切。
片付けも、情報を集める手段のひとつ。
忘れられていたモノたちが、
その人のこれまでの人生を
教えてくれることも沢山あります。
たかが、片づけなのですが、
もしもの時に役にも立つのですよ。