コラム
どこまですればいい?
2022年3月31日
年を重ねることによる身体の変化に気が付くと、
今後も安心して暮らしていくために
考えるのは、住宅のバリアフリー化。
古い日本の住宅は、いろいろなところに段差があったり、
階段が急、廊下や間口が狭い、
浴室もタイル貼りで滑りやすかったりと、
家主が高齢になると、
身体に負担がかかる仕様となってしまう。
その箇所を全部リフォームするには、
補助金などはあるものの、それなりの費用もかかる。
例えば、タイル張りの浴室、
手すりをつける、床材を滑りにくいものに変更する、
段差をなくすといったことをするために
システムバスにリフォームをするとなると、
一般的には、100万円ほどはかかる。
また、先を見越して付けた手すりが、
物干し代わりになっているようなケースも多い。
先日も、90歳を超えた親御さんが、
足元が危なっかしくなったので、
実家の住宅改修をしようかと思っているが、
実際のところ、費用はどのくらいかかるんだろ?
予算や年齢のこともあるし・・・。
という相談があった。
家庭内で転倒事故が発生しやすい
庭・浴室・階段・廊下・トイレ・台所・ベッドなどと、
住まう人のお体の特性や使用頻度、
家の中の生活動線などを併せて、
決めていくのが良いのではないかと思うが、
潤沢に予算があればよいけれど、
なかなかそうはいかないもの。
限られた予算の中の選択は、とても難しい。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living
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