手術後も考えた病室の整理収納
画像は、お片付けの作業を始めて、
2回目の時に私に見せてくれた
お客様が描いた理想の部屋。
これを見た時、私は、とても嬉しくて、
画像に撮らせていただきました。
今回のお客様は、
長年の介護生活、哀しい別れ、
ご自身のご病気の事もあり、
初日のカウンセリングで
これまでのお話を伺った際には、
涙も流されていたので、
少しでも「前向きな気持ち」に
なっていただけたらという思いで
作業をさせていただきました。
「介護におわれて片づけ方がわからなくなった」
と仰っていたお客様から、
まず、初めにご依頼いただいたのがキッチン。
お身体のこともあるので、
どの動作が辛いか、
どうしたら楽に動けるかなどを
お聞きしたり、
実際に調理の作業を見せていただきながら、
細かくチェックして、
モノの仕分けの後に
身体に負担のかからない
作業動線、出し入れのしやすい位置、
作業時のアクション数を減らす、
部屋の見え方などを
考慮して場所を決めて収納をしていきました。
すると、お客様から、
「身体が楽!楽しい!」という言葉が出て、
笑顔もいただく事が出来ましたし、
キッチンの次にご依頼いただいた
ダイニングの作業後には、
「朝、起きて、ドアを開けて部屋を見たら、
気持ちがあがって、気分が良い」と仰って、
朝から、色々と動かれたと報告をいただきました。
モノを片づけながらのお喋りで、
少しずつ気持ちの整理もされたのか、
初めにお会いした時より明るくなられ、
家の中を整え直すことにも積極的に
前向きな気持ちになられて、
TOPの画像を描かいて見せて下さったので、
描かれたお客様の理想のお部屋に近づけて、
心地よく、安心で安全な住まいにして、
もっともっとお気持ちが前向きになるよう、
今後も作業を続けていきたいと思います。
実例として作業のことを紹介することを
快諾していただいた今回のお客様、
ありがとうございます。
これで、私の仕事が、
ただ、モノを捨てたり、
綺麗に整えることではないということを
知って下さった方もいらっしゃると思います。
(文才ないので、微妙だけど(^^;)
5月25日(月)に緊急事態宣言が解除されたことに伴い、
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