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弘瀨美加

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弘瀨美加(ひろせみか) / 講師

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コラム

住み慣れた我家の中も整え直して今後の準備

2020年6月25日

テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納

コラムカテゴリ:くらし

ある認知症当事者の方が、
「認知症になっても困らないための準備」
というのをSNSに掲載しているのを拝読しました。
何方かがコメントで、
「誰でもが困らないための準備」だと
書かれていましたがその通りだと思いました。
現に私がシニア向けのセミナーで、
・今の暮らし、これからの暮らしに不必要なものは処分する
・重要な書類はまとめておく
・本当に大切なモノ、好きなモノを選び取る
・よく使うものは使う場所にまとめておく など、
いつもお話していると同じような内容が沢山あったのです。

しかし、残念なことに
セミナーに参加下さるシニア世代の方々は、
アクティブな方が多いせいか、
お元気なことはとても良いことですが、
まだまだ、「老い」というのは他人事で、
あまりそこには興味がなく、
ブームになっている「断捨離」をしなきゃと
モノを捨てることに重きを置いていらっしゃいますが、
「断捨離」イコール「モノを捨てること」と
間違った解釈をしてる方が多いのです。
本来の意味は、必要のないものを手放し、執着をすてることで、
「本当に必要なものを大切にしよう」という考え方なのです。
今や家の中を片づける「片づけ術」は、様々なものがありますが、
「片づけ」って、本当に自分に必要なモノを選び取り
モノを通して自分と向き合う作業なのです。
そう、「認知症になっても困らないための準備」を
書かれた方のように自分自身と向き合わないと、
「断捨離したのに、またモノでいっぱいになった」と
「安かったから」「100円だし」と
本当の自分の好きなモノ、必要なモノ、持っているモノが分からないまま、
家にモノをドンドン入れて、リバウンドしてしまうのです。

断捨離のことはさておき、
「老い」というものは誰にでもやってくるものです。
それも、一気にではなくて徐々にだから気が付きにくいし、
「あれ?」と思っても、「たまたま」と
あまり認めたくはないものですよね・・・。
けれど、住み慣れた我家で
自立した生活を少しでも長く続けるには、
運動や食事の他にも
住環境を整え直すことも大切だと思うのです。
今、お住いの家に住み始めた云十年前のままのモノの配置では、
年を重ねることによるご自分の体の変化で不便になって、
モノの出し入れの度にストレスを感じてはいませんか?
その不便が動くことを億劫に感じさせていませんか?
平均寿命と健康寿命の差の約10年は
なんだかの介護を受けるといわれている期間に
困らないための準備はしていますか?
パッと一目で誰が見ても分かる、心身の負担を軽くする
作業同線を短くするなどのモノの収納や配置、
床にモノを置かない、段差の解消などの転倒予防などなど、
住環境を整え直すことも、
「誰でもが困らないための準備」に加えて
「みんなにやさしい」住み慣れた我家で
少しでも長く過ごしていただきたいと思います。


5月25日(月)に緊急事態宣言が解除されたことに伴い、
「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を踏まえた取組のもと、
6月1日(月)よりサービスの提供を再開いたします。

シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

この記事を書いたプロ

弘瀨美加

高齢者に安心・安全な暮らしを届ける住環境サポーター

弘瀨美加(comfy living)

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