寒い住宅の転倒のリスク
新型コロナウィルスの影響で、
家に居る時間も長くなったからか、
あれこれと考える時間も増えました。
この間は、ふと、海外に行った時に
トイレと浴室と洗面所が、
日本の様に個々の部屋となっていなくて、
ひとつの広い部屋というか空間になっていたので、
お風呂やトイレの際に
誰もいないと思って誰かが入って来たら・・・
なんだか広すぎて落ち着かない
などと感じたことを思い出し、
あの時は、そんな風に思ったけど、
今、よく考えてみると、
自分が車椅子を使うようになったとしたら、
あれくらいの広さがあって、
しかも、ひとつの空間になっていれば、
逆にプライベートな空間は保たれるし、
介護が必要になった時も、
介護をする人も楽に動けるし、
あの作りを今となっては取り入れたいとか、
杖や車椅子を使っているお客様が、
ドアの開け閉めが大変そうだから、
かつての日本の住宅に多かった引き戸だと
楽に開閉が出来るなとか、
日本と海外の住環境の良いとこどりをしたら、
もっと、長く、自分の家で自立した生活が続けられるのかも
なんて、もう、これから家を建てることは無理だけれど、
妄想を膨らませておりました。
リフォームで、
トイレや浴室などの水廻りスペースを
広くすることは難しいことも多いので、
出来れば新築する時に作るのが理想だけれど、
なかなか、一般の日本の住宅の事情では難しいですよね。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living