なんとかしたい!-捨てたいけれど捨てられない洋服-
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツの
IoT技術を導入した無線LAN対応の
給湯器リモコン「RC-G001EW」の
私が注目した機能のご紹介。
このリモコンは、対応機種での使用で、
入浴時の安心をサポートする
“見まもり”機能を業界で初めて搭載しています。
従来の給湯器リモコン使用による“見まもり”では、
台所用リモコンに入浴者の有無や入浴時間などを表示していましたが、
新リモコンでは、宅内の無線LANルーターを介して
専用の「わかすアプリ」をインストールした
スマートフォンと通信することで、
リビングなどにいながら
手元のスマートフォンで入浴者を見まもることや、
お湯はりや追いだきなどもスマートフォンで行えます。
また、遠方からでも
お風呂や浴室暖房の使用の有無を
スマートフォンに表示できるので、
離れた家族の「見まもり」も行えます。
私が注目したのは、
入浴事故の主な要因である
ヒートショックやのぼせ、
同居家族などの気づきの遅れ対策になる機能。
①「ゆるやか浴機能」で、ヒートショック対策
設定温度よりマイナス2度の温度でお風呂を沸き上げ、
人の入浴を水位センサーが検知すると設定温度まで
ゆるやかに追い焚きを行い、温度変化による体への負担を軽減。
※ヒートショック
暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室へ移動すると、
急激な温度変化により血圧が上下に大きく変動。
心臓へ負担がかかり健康被害を引き起こします。
(東京都健康長寿医療センター「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを予防しましょう」より引用)
②「入浴タイマー」で長湯によるのぼせ対策
人が入浴すると、給湯器本体に搭載した水位センサーが入浴を検知。
キッチンと浴室のリモコンに入浴時間を表示。
浴室のリモコンには5分ごとに音でお知らせし、
長湯のしすぎによるのぼせを防ぎます。
※のぼせ
のぼせは、時として意識障害につながります。
長時間にわたりお湯につかると体温がお湯の温度まで上昇し、
熱中症になる可能性があります。
(消費者庁プレスリリースより引用・2016年1月20日分)
③「浴室モニター機能」で気づき遅れ対策
人感センサーが搭載された浴室リモコンは、
浴室へ人が入室したことを検知して台所リモコンに信号を送ります。
台所リモコンの浴室モニターランプが白色に点灯、
水位センサーが入浴を検知するとランプはオレンジ色に変わり、
入浴者の状況を浴室外にいる家族へ知らせ、入浴事故の気付き遅れを防止。
ヒートショックやのぼせなどが原因で、
意識を失った状態など
本人の訴えが不可能な状態におちいった場合でも、
家族の声かけや発見が早いことで
重度化を免れた事例が多数報告されているそうです。
入浴中のヒト体温は1時間以上浴槽内にいた場合に
浴槽水温と等しくなり生存困難なことから、
もし入浴中に何か起こった場合には
早期の対応が明暗を分けると言えます。
日頃から、一人で入浴する際には、
家人にひと声かけてから入ったり、
いつもより入浴時間が長ければ、
声かけや浴室の見回りをお願いしておくことも大切。
それに加え、この様な機能を備えていると、
より安心ではないかと思います。
ご参考まで。
詳しくは、コチラ → ノーリツ
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