帰省でチェック
先日、日頃、お世話になっている方が
開催されたイベントに参加してきました。
そこで、その方に
ご紹介いただいた方から聞いたのが、
タイトルの『健幸華齢』(けんこうかれい)という言葉。
私が、シニアの方に家の中を整え直す事で、
そうなって欲しいと願っていることでした。
『《健幸華齢》って言葉、
好きで良く使うんですよね。』と
お話して下さったのは、
予防医学を研究されている大学の特認助教授。
『健康に、幸せに、華やかに年齢を重ねる』
それが、《健幸華齢》
そのために予防医学を研究されているそうです。
『予防というのは、策を講じても、
効果がある時には何も起きないので、
検証は難しい』
と話の中で仰ったので、
『そうですよね!
何も起こらない様にするのが予防ですから。』と、
私がしている事とは、
次元は違うとは思いますが、納得!
それに、効果があったとしても、
加齢による心身の機能の低下というのは
避ける事はできないし、
環境や習慣など、
個々それぞれに違っているので、
ピタッと条件が全部同じなんてありえないけれど、
比較するには似たような条件下で、
他の要因の影響を除いて、
予防をした人、しなかった人の
長期間の追跡というのも必要だと仰ってました。
私には、これを行う事はできないですが、
その結果というのは知っておきたい情報でした。
『住環境を整え直して介護予防、自立支援』
という私の仕事も、
加齢による心身の機能の低下と
伴走しながら行うことになるので、
先の予測はある程度したとしても、
個々の環境の中で起こる『コト』によって
心身の機能の低下が予想以上に
スピードを上げてしまうこともありますし、
カタチとして目に見えるように
大きな効果を示すことは難しい場合が多いです。
加齢による心身の機能の低下が感じられても
『これまでとほぼ変わらない
自立した暮らしが出来る(延ばす)』
というのが効果ですから。
延ばすといっても、
環境を整える時点で
この先の未来を
明確に見る事は出来ないので、
比較をすることはできません。
けれど、
この特認助教授と
話をする機会をいただいた事で、
(このご縁を繋げて下さった方にも感謝です。)
予防医学というものも、
これから、少しずつ勉強をしながら、
私は、私の出来る事で、
健康に、幸せに、華やかに年齢を重ねる、
『健幸華齢』をより多くの方に
目標に持っていただけるよう
頑張っていこうと思いました。
高齢者の心身の変化に配慮した整理収納・comfy living