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コラム

タイトルに驚いた本~すぐ死ぬんだから・内館牧子著~

2018年9月13日

テーマ:高齢者の整理収納

コラムカテゴリ:くらし



本屋さんで目に飛び込んできた
『すぐ死ぬんだから』ってタイトルの本。
(著者:内館牧子・発行所:講談社)
『えーっ!こんなタイトルいいのぉ~?』
と驚いたけれど、内容に興味をソソラレテ、
買って帰って、すぐに読んでみました。



●内容紹介●
(講談社公式サイト『すぐ死ぬんだから』より)
78歳の忍(おし)ハナは夫岩造と
東京の麻布で営んでいた酒店を
息子雪男に譲り、近所で隠居生活をしている。
年を取ることは退化であり、
人間60代以上になったら
実年齢に見られない努力をするべきだ、
という信条を持つハナは
美しさと若さを保っており、
岩造は「ハナと結婚してよかった」
が口癖の穏やかな男だ。
雪男の妻由美には不満があるが、
娘の苺や孫の雅彦やいづみにも囲まれて
幸せな余生を過ごしているハナだったが、
ある日岩造が倒れたところから、
思わぬ人生の変転が待ち受けていた。



歯に衣を着せずご自分の考えを
しっかり持っていられる内館さん、
『すぐ死ぬんだからと
自分に手をかけないのは
『自分で自分を放棄することに繋がる』と
主人公のハナさんを通して仰ってました。
ハナさんの様に
実年齢に見られない努力をして、
美しさと若さを保っていたいのは、
誰しも思う事だけれど・・・、
現実は、そうもいかないと実感している私は、
それが出来るハナさんが
ハナさんをヤッカム同級生の様に
羨ましくも思えました。
けれど、読み進んでいくうちに
アンチエイジングをしろというのではなくて、
自分に関心を持つと気持ちが前向きになって、
年齢を重ねても積極的に生き抜くパワーになる
と言っているのでは?と
人生100年時代を迎えると言われている今、
ハナさんの生き方は、
『どのように老いて生きたいか』
『品格のある老い方とは何か』と
長い高齢期を生きていく上で大事なことを
教えてくれたように思います。

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