食事の環境は整ってますか?
高齢の男性に多くみられるのは、
外出時、現役時代(在職時)に着ておられたのかな?という装い。
それが、悪いわけでは決してありませんが、
高齢男性が処分出来ないものとして、
奥様が困ってらっしゃるケースが多いのが、
ご主人が現役時代(在職時)に着ておられたスーツ類。
入社してから退職までの間には、
結構な数を持ってらっしゃる方が多いのです。
どうして、手放す事ができないのか?
そのスーツには、
ご自身がバリバリと働いていた頃の
思い出と誇りがこめられていて、
執着してしまわれるようです。
特に『仕事が第一』で
働いてこられた方に多い傾向にあります。
例えば、現役時代(在職時)には、
沢山の部下がいた方であっても、
定年退職したら、一個人、ただの人になりますが、
『○○会社の△△さん』で
いつまでも、いたいのかもしれません。
しかし、そこに執着しすぎると、
会社の組織の中とは違う、
地域でのコミュニケーションは、
取り難いものになってしまいます。
『○○会社の△△さん』ではなく、
『○○地域の△△さん』になって、
例え、外出時の装いは、
現役時代(在職時)のものであっても、
気持ちの切り替えは必要なように思います。
それが出来てくると、
現役時代(在職時)のスーツ類も
徐々に手放せるのではないかと思いますが、
現役時代(在職時)には、
仕事第一で、地域の事は分かっていない方が多いので、
それなりの時間は必要は必要でしょうね。
これからの暮らしに必要なものを
今あるものの中から選び取って、
より豊かで楽しい人生を送りましょう。