『老い』を受け入れられない

弘瀨美加

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テーマ:高齢者の整理収納



自分では、まだまだ 若いつもりでいても、
老い(老化)は止めることが出来きません。
自分が歳をとり高齢者だという事を自覚する老性自覚は、
人生の半ばの中年に入る時期とされる
40歳代でとらえる人がいる一方、
老年期の中での超高齢者にあたる
85歳を超えても高齢者ではないと
とらえる人もいるように個人差があります。
また、他者が高齢者とみなす年齢と
高齢者自らの老性自覚年齢との間にも差があります。
私も、鏡で自分を映すと、
加齢というものを痛感しますが、
まだ、アンチエイジングに力を注ぎ、
『ほうれい線が消える』なんて事を目にしたら、
それを実践をして悪あがきをしています・・・。

《老年期》
前期高齢者65~74歳、
後期高齢者75~84歳、
超高齢者85歳以上の3期に区分されている。



『老い』を受け入れるのは簡単ではありませんが、
自らが『老い』を感じるのは、
白髪が生えてきた、シワが増えたなどの
外観的な事や、
視力、聴力、筋力など、
身体の機能の低下、
仕事の引退や孫ができるなど
生活上の出来事などがあります。
私が老化を自覚したのが、
細かい文字が見えにくくなった老眼。
しかし、それを心理的に受け入れて、
今まで、かけた事のなかった眼鏡を
人前でもかけるという事に
凄く抵抗がありましが、
老眼鏡をかけることによって、
不便さを解消できたという利点もあります。
私の仕事である
高齢者の住環境を整え直す
という点でも、
『老い』を自覚して、
少しでもはやく行う事で、
転倒や転落の予防もでき、
身体の変化からの不便も
解消する事ができるのです。
いつまでも、若々しく
という気持ちを持つ事も
勿論、大切ですが、
不安、不便、危険につながる
老いを感じたら、それを自覚して、
解消が出来る事をしておくことも
大切だと思います。
人は誰しも歳をとり老いていきます。
老化を防ぐ事は難しい事ですが、
遅らせる事はできます。
それには、
今のありのままの自分を受け入れる事も必要。
その暮らしの中で、
等身大に輝く素敵な自分を発見して、
より豊かな人生を過ごしましょう。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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