高齢者の照明選び

弘瀨美加

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テーマ:高齢者の整理収納



人は年を取ると、身体機能と共に、視覚機能も低下してきます。
視力の低下、光の明るさに鈍くなる、
明るい場所にいても薄暗く感じる、
逆に多少のまぶしさでも目を開けられなくなってしまうなど、
この他にも様々な弊害が起こったりします。

高齢者が明るい部屋から暗い廊下に出た時、
周りがよく見えない状態で廊下を歩いてしまうのは
段差につまずいたり、壁にぶつかってしまうかもしれないので危険です。
そのような事故を防ぐには、
明るさの変化が起こらないよう配慮する必要があります。
(例えば、生活導線に人感センサー機能の付いた照明を設置する等)


そして、高齢者に多いのが、
加齢によって水晶体が濁ってしまうことから起こる白内障の症状。
常に黄色くくすんだフィルターがかかった光景が見えている状態になるようです。
新聞や雑誌の文字が読みづらくなる原因のひとつでもあるので、
そういった作業をする部屋の照明の光の色は、
赤みを帯びた電球色よりも、青みを補う青白い昼白色がおすすめです。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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