マスク紐、いいかも
こんばんは。
今日は「マスクの形状毎の飛沫防止効果を検証する(その6)番外編」です。
昨日、下記のような文章を書いておりましたが…
>昨年5月に「身を粉にして」このアベノマスクの性能を実験したことがありましたので、次回のコラムは「第1位」を飛ばして、そのことを掲載しましょう。
何をしたかと言うと…
第一次緊急事態宣言明けの2020年5月29日に、政府支給マスク(いわゆるアベノマスク)を装着して、桜島1周+αでフルマラソンにチャレンジしたのですね。
(↑スタート時点。どやポーズ。Tシャツは幻の「鹿児島マラソン2020Tシャツ」)
「果たして、アベノマスクをしたままフルマラソンを完走できるか
という社会実験をしてみたのです!自分を実験台にして。
(ニュースレターのネタに困っていたんですね。ネタのためなら身体もはるさ!みたいな。
えっと…私、何屋さんでしたかね?)
午後3時頃のスタートでした。
この日の桜島はきれいでしたね~
いわゆる「時計回り」で、埋没鳥居のある「地獄のアップダウンコース」を先に行きました。
桜島の地形がわかる、ちょうどいいロードマップを見つけたので添付しておきましょう。
地図のN地点、白浜温泉センターまでは快調だったんですが、坂道と政府支給マスク(いわゆるアベノマスク)の高性能な遮断性(誉め言葉)にジワジワとスタミナを奪われて、どんどん遅くなっていきました。
(埋没鳥居をバックに。まだどやポーズ)
結果、21キロ地点くらいで苦しくて我慢できなくなり、通気性のいいポリウレタンマスクに変えました。埋没鳥居の先の、地図18地点の桜島口だったでしょうか?
下記の写真だとアベノマスクとポリウレタンマスクの形状の違いがよくわかりますね。
そして、紆余曲折を経て、何とか桜島1周を達成、「せっかくだから」と思って運動競技場のグランドを夢遊病者のようにあと10周して「一人フルマラソン」に仕上げてみました。
もう真っ暗でした。
このランニング記録を見ると、21時前にたどり着いたことがわかりますね。
そのレインボー桜島のマグマ温泉に入って、脚をクールダウンしようと水風呂に入ったら、悪寒が走り、操り人形のようにガタガタ震えが来たのを覚えています。
結論でいうと…
「果たして、アベノマスクをしたままフルマラソンを完走できるか???」の命題の答えは…
「アベノマスクではハーフマラソンが限界」
という回答になりますね。
ここで改めて、アベノマスク(布マスク)とポリウレタンマスクの飛沫防止効果を復習してみましょう。
『布(手作り)マスク』(吐き出し防止効果:66~82%、吸い込み防止効果:35~45%、
エアロゾル防止効果:35~45%)
『ポリウレタンマスク』(吐き出し防止効果:50%、吸い込み防止効果:30~40%、
エアロゾル防止効果:30~40%)
要は「息苦しい」方が「防止効果も高い」ということですね。
ただ、真夏の屋外で布マスクや不織布マスクをして運動したら、呼吸困難で「命の危険」がありますので、そこでポリウレタンマスクやフェイスシールドの登場、というところでしょうか。
さて、いよいよ明日は「感染防止ランキング」第1位の発表です。
栄えある第1位はどれだあああ?
難しい~
どれなんだああああ???
今日のところは以上です。
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