私の腸活が上手くいったわけ
看護・介護・保育・教育など、誰かを支える仕事に就く人たちは、いつも「他者のため」に動いています。
けれど、人を支える力は、自分の体と心が整ってこそ生まれるもの。
「支える人が自分をケアする力を取り戻す」──その大切さを改めて考えてみたいと思います。
女性初の首相となった高市早苗さんが、夜中の3時に勉強会を開いたというニュースを目にしました。
その瞬間、私はこの国の行く末に少し不安を感じました。
「日本のために」と尽力する人々の体は、いったいどうなっているのだろうと。
課題が山積し、やるべきことが次々に押し寄せる。
その中で、昼夜を問わず働き続ける姿はまさに使命感のかたまりです。
けれど、人の体は消耗品ではありません。
一時的にがんばって、あとは使えなくなるわけにはいかないのです。
自分の心身の健康あってこそ、人のために動ける力が生まれます。
そのことは、多くの人が「頭」では理解しているはずです。
しかし、頭の理解だけでは足りません。
むしろ、頭よりも「腸」に主導権を渡すこと。
それが、健康と支援の両立につながります。
看護・介護・保育・教育など、さまざまな現場で「ケアする人」が日々奮闘しています。
目の前の誰かを思って時間と労力を惜しまない姿に、本当に頭が下がる思いです。
その一方で、私はいつも思うのです。
——この人の健康は大丈夫だろうか、と。
「人をケアすること」と、「自分をケアすること」は、同時進行です。
人には健康的な食事や休息を勧めながら、自分は不規則な生活や食事をしている。
そんな「ケアの非対称」が、現場にはたくさんあります。
震災のあと、長くお風呂に入れなかった人が
久しぶりに湯船に浸かったとき、「心まで温まった」と語っていました。
それは“できない状況”になって初めて気づいたことかもしれません。
いま、あなたはどうでしょうか。
「できない」わけではないけれど、ついシャワーで済ませたり、疲れ果てて寝落ちしたり——。
そんな日々が当たり前になっていませんか?
人を支えるあなたは、あなた自身をケアしていますか?
ひとを支える力は、まず「自分を支える力」から...ですよね。
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