ジェンダーバイアスワークショップ
3月8日は「国際女性デー」

テレビなどで報道されていたのでご存知の方も多いかもしれません。
国際女性デーとは…
女性の権利と政治的、経済的分野への参加を盛り立てていくために、1975年に制定されました。記念日に選ばれた3月8日は、1908年にアメリカで女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こした日。1910年にコペンハーゲンで行われた国際社会主義会議でも、このデモ受けて「女性の政治的自由と平等のために戦う」記念日が提唱されるなど、制定に向けた動きは20世紀初頭から始まっていました。
引用元:プラン・インターナショナル
(1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。「国際女性デー」は、女性の社会的、経済的、文化的、政治的な成果を称える日です。)
女性や若者の生きづらさの原因にアンコンシャスバイアス(無意識の差別や偏見)
があると考えられています。
アンコンシャス・バイアスとは
過去いくつかコラムで書いておりますのでぜひご覧ください。
今、話題のアンコンシャス・バイアスとは
ハラスメント防止にアンコンシャス・バイアス
ジェンダーバイアスワークショップ
アンコンシャス・バイアス(無意識の差別や偏見)は誰もが持っているもの。
無意識のものなので自分ではなかなか気づかない。
無意識=自分にとってはあたりまえ
例えば
家事は女性がするのはあたりまえ
子育ては妻がするべき
女性に重要な仕事は任せられない
男は家庭を持って一人前
アンコンシャス・バイアスという言葉がまだ知られていなかった時代。
今思うと、私が初めて就職した金融機関は性別役割意識が強かった気がします。
・女性は結婚したら退職するもの
・お茶出しは女性がするもの
・朝の清掃は女性が30分前までに来てするもの
・通勤時にジーンズをはいてはいけない
・外回りは男性の仕事
その時は世間知らずという事もありましたが、それは組織としてはあたりまえのことで
何の疑問も抱かずに過ごしていました。
また「20歳前半で結婚するのは当たり前」という風潮だったので、20歳後半に差し掛かる女性に対してはあたりがきつかった印象があります。
朝の掃除の場面では、
上司は朝早くから職場に来ていて新聞を読んでいる。
その中で私たち女性は一生懸命掃除をしている。
その上司の机も拭かなければならないので「すみません、拭かせてください」と言いながら拭く。
今では考えられないことだと思いますが、いまだに同じようなことをしている組織はあるのです。
ここには個人としてのアンコンシャス・バイアスだけでなく、組織としてのアンコンシャス・バイアスも潜んでいるのです。
みなさんの組織は大丈夫でしょうか?
アンコンシャス・バイアス研修
数年前に、行政研修でハラスメント防止をテーマでアンコンシャスバイアスを取り入れたところ、翌年から追加でアンコンシャス・バイアスのご要望があり今では毎年行っています。
他でもアンコンシャス・バイアス研修のご要望は多く、以前よりも注目されている気がします。
拙著「パワハラ防止Book」の中でも書いておりますが、
最近では、本の中のこの部分を重点的に伝えてほしいという要望もよくいただきます。
特に
35ページの
「無意識の思い込み」が、ハラスメントにつながってしまう
66ページの
自分の「マイクロアグレッション」に気づく
については要望の多いところです。
電子書籍ですのでAmazonkindle unlimitedご契約中の方は無料でお読みいただくことができます。
拙著はAmazonkindleで電子出版していますが、ペーパーバック(紙の本)としても購入いただけますので、参考にしてみてください。
「パワハラ防止Book」
研修についてもお気軽のご相談ください。
まちだ社会保険労務士事務所
ご要望が多いテーマは、
「アンコンシャス・バイアスでハラスメントを防止する」
ですが、最近ではメンタルヘルス(セルフケア、ラインケア)の一環としてアンコンシャス・バイアスの要望も増えてきているところです。
もちろん、アンコンシャス・バイアス単体でのご依頼もいただきます。
女性活躍を目的としたもの、離職防止などでもご依頼をいただいているところです。
ハラスメント防止のために、メンタルヘルスのためにアンコンシャス・バイアス研修を取り入れてみませんか?



