香川県内で汚れに強い光触媒塗装「ハイドロテクトコート」の特徴と費用
JAXAの技術応用、断熱・遮熱塗装「ガイナ」の5大効果について
JAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)の技術を応用して開発された断熱・遮熱塗装「ガイナ」。
ガイナの塗膜の中には、小さな中空セラミックビーズとアクリルシリコン樹脂が含まれています。
ガイナには、断熱・保温効果、断熱・遮熱効果、遮音・防音効果、空気質改善効果、防露・耐久・安全・不燃効果といった5大効果があります。
ガイナを壁や屋根などに使えば、断熱・保温効果や断熱・遮熱効果によって、冬の寒さや夏の暑さ対策に有効です。
熱の移動を最小限に抑制できるガイナは、エアコンなどで適温になった室内空気温度にすばやく適応し、熱を逃がさないのです。
また、ガイナを壁などに使えば、遮音・防音効果により騒音対策にもなります。
ガイナに含まれる中空セラミックビーズが音を反射し、中にある空気で吸収します。
臭いや結露を抑制できるガイナ
臭いの原因となる汚濁物質は、プラスの電気を帯びることで室内に浮遊し、壁などに静電付着します。
ガイナから放出されている遠赤外線が空気中に含まれる水分を振動させ細かくすることで、水分がマイナスの電気を帯びることになります。
プラスの電気を帯びた汚濁物質がマイナスの電気を帯びた水と結合して、汚濁物質が浮遊できなくなるため、空気質改善ができます。
一方、熱の移動を最小限に抑制できるガイナは、結露の発生を抑制し、快適に暮らすことができます。
また、固い中空セラミックビーズが多量に含まれているガイナは、 一般の塗料に比べ耐久性が2~3倍あり、危険物として指定されている有機溶剤も含まない水性なので安全です。
国土交通省大臣から不燃材料と認定されたガイナの不燃効果は折り紙つきです。
断熱・遮熱塗装の省エネ効果について
ある物流倉庫の屋根(1300㎡)にガイナを塗装すると、天井の温度が15℃程度下がったという実績があるそうです。
その倉庫では、冷暖房機器を4台から1台に減らすことができて、電気代が年間約80万円も削減できたそうです。
6年後でも年間約70万円の電気代が削減できて省エネ効果が持続しているそうです。
また、温風を搬送するダクトにガイナを塗装すると、発砲スチロールで巻いたダクトより、熱効率が21%も向上した実績があるといわれています。
耐用年数、塗り替えのタイミングについて
固い中空セラミックビーズを含む塗膜のガイナは、耐久性としては、シリコン塗料程度で、一般の環境下なら10年~12年程度です。
ガイナは、一般的なアクリル系塗料の約1.5倍、ウレタン系塗料よりは優れています。
住宅の平均寿命は30年程度と言われ、アクリル系塗料は4回程度、ウレタン系塗料は3回程度塗り替えが必要です。ガイナは、耐久性を求めるというよりも、付加価値を塗装に付与するといった考えが適正です。