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髙橋一久プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

認知症を考える(4)

髙橋一久

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テーマ:認知症介護の対話法(ⅱ)

 バリデーションに詳しい関西福祉科学部の都村尚子教授は「認知症高齢者が繰り返す行動の根底には、思いが上手く伝えられないもどかしさ」があると解説する。「介助を拒むのは、高齢者の防御姿勢の表れ」と語るのは、フランス発介護技術「ユマニチュード」の普及に取り組む、国立病院機構東京医療センター総合内科医長の本田美和子医師。視線や言葉、触れる技術などを総動員して「あなたを大切にしている」と相手に理解できる形で伝える。これらの技法の習得には専門の研修が必要だが、「介護する側がその考え方を踏まえて相手に寄り添うだけでも、認知症高齢者は驚くほど変わる」と語る。
 認知症高齢者の中には、問題行動の理由で介護施設から精神病院へ入院するケースもある。精神科では行動・心理病(BPSD)を薬物療法などで取り除こうとする試みが多い。BPSDは「周囲の環境に適応できないことを訴えている状態」。施設などはコミュニケーション技法などを採用し、患者の隠されたニーズを示す貴重なサインと受け止める観点からの対応が、まずは必要だと精神科では訴えている。薬に頼りすぎない為にも有効な手段と思われる。

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髙橋一久(高齢者サポート)

一般社団法人 シニア・総合・サポート(監事設置法人)

高齢社会での認知症対策と核家族化での各種支援サポート。金銭・財産管理、相続対策、死後の各種行政手続き・生命保険・葬儀・埋葬他関連業務の代行全般をワンストップで委任を受けることが可能。

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