山下祐介プロのご紹介
金蔵の棚田でとれた自慢のお米を全国に届けたい(2/3)
「こんなに美味しいお米は初めて」東京のイベントで大好評
金蔵地区の棚田は整備されておらず、コストも労力もかかる小さな田んぼばかり。農機具を入れることも容易ではありません。田植え機が泥にはまって身動きできなくなることもしばしば。「一日やってこれだけしか進んでいないのか」と心が折れそうになったことは数え切れないと言います。
しかし、そんな最初の一年間、たった一人で最後までやり遂げ、約六十俵のお米を収穫した時の感慨は一入。「自分もやればお米が収穫できるのだと自信になりました」。知人らにそのお米を食べてもらったところ「やっぱり金蔵のお米は美味しいね」と言われ、手応えを感じました。
以来、金蔵の棚田に愛情を注ぎ、「今年は昨年より美味しいお米を作ろう」と工夫を重ねて稲作を続けています。当初0.8haだった田んぼもいまでは十倍の8haに。お米のブランド化にも取り組み、収穫したお米は「金蔵米蔵金」とネーミング。金の延べ棒のようなインパクトのあるパッケージにして売り出しています。
金蔵米蔵金は、品種で言えば能登ひかりとコシヒカリの二種類。能登ひかりの方は粒も大きめで香りが良く、比較的さっぱりしていて、冷めても美味しいのが特徴。コシヒカリの方は、お米本来の甘さが強いことが特徴です。
「味には自信がある」と言う山下さん。実際、金蔵米蔵金を食べた人から「いままで食べた中で一番美味しい!」という声が届いており、大好評。東京の新宿駅で開催された「TOKYO三ツ星バザール」に出品した際は、試食した年配の主婦が「こんなに美味しいお米なら、この値段の価値がある」と感激し、後日、贈答用にまとまった注文をしてくれたそうです。
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