『子育て支援メッセいしかわ2019』無料糖尿病検査ブースで参加します!
まちかど糖尿病指導薬剤師の笠原友子です。
「鉄は熱いうちに打て!」と言います。
精神が柔軟で、吸収する力のある若いうちに鍛えるべきである、というたとえです。
少しでも若いうちに生活習慣の教育をしておいた方が子供の将来にも役立つと言うことから
「食育」に力を入れている町があり、
小学生向けの「食育」講座に呼ばれて行ってきました。
要望があれば年間数を決めて講師に出向いています。
嬉しいことに講座の最後の感想で、
半数以上の生徒が手を挙げてこのように言ってくれました。
「よく理解できました!」
「家に帰って家の人にも話してあげます!」
「これからは、栄養バランスに気をつけて食べます!」
「お手伝いします」
「よく噛んで食べます!」
小学生の反応は、早いです。
テーマは『食べること と からだ』
今回のテーマで伝えようと思ったことは、
「食べ物が体を作っており、食べ方のによって
健康でいることも、病気になったりもする」と言うことです。
そもそもの食育の定義ですが、
『食育は、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、
健全な食生活を実現することができる人間を育てることです。』(農林水産省)とあります。
小学生に難しい話もできないので
1)医食同源のはなしと
2)肝臓の働きの話
3)五大栄養素の栄養バランスの簡単な考え方と
なぜ栄養バランスが崩れるのか
どうすれば崩さずに済むのか
と言う話を45分でしました。
人は、理解できれば行動に移すことができます。
一見こ難しいはなしでも、子供の心に置いてくれば、今日から行動に移すことができます。
食べ方のバランスの「なぜ?」を知っていただくのです。
知っておくだけで、今からの子供たちの健康だけでなく、ご家族の健康にも役立てることができます。
なぜ?どうすれば?の考え方は、こちらの本に4章に書いております。
「糖尿病は栄養を取れば健康に戻る」(経済界)
今回私を招聘してくださるにあたり、校長先生をはじめ担任の先生、6年生のクラスの児童も読んで下さっていました。
帰ってきたお子さんに、どんな話だったか聞いてみてくださいね。
次回は、PTA総会に!その際は教職員が全員本を読んでおきます!
と、嬉しいお土産をいただいて来たんですよ。
帰りに、玄関に飾ってあった「おもいやり算」
今日の日のために、先生が書いて飾ってくださったそうです。
素敵ですね。
生活習慣病になるにはなるだけの理由があり、
生活習慣に気づき、足りない時には不足した栄養を補って改善につなげるお手伝いをして
健やかな子育ちと子育てを応援しています。