思わぬところで読者に遭遇して、お礼を言われました。

2016年3月24日

テーマ：糖尿病は栄養をとれば健康に戻る

コラムカテゴリ：医療・病院

コラムキーワード：糖尿病　食事、糖尿病　症状、糖尿病　予防

春の健康診断シーズンが近づいて来ましたね。

春のお彼岸に、大学時代にお世話になった教授の退官パーティが催され、その二次会に参加しておられた別の先生から、拙著の読者であることと、改善して薬不要のままであることを打ち明けられました。

読んで戴いていたのは、この本
糖尿病は栄養をとれば健康に戻る/経済界

タイトルに糖尿病と書いてありますが、糖尿病を始めとする肥満・高脂血症など生活習慣病一般のセルフコントロールに使っていただける本です。人から言われて動くのは、誰でも嫌ですからね。

この先生は、もともとよく体を動かす方で、一見糖尿病とは無縁のような方です。

本人がおっしゃるには以前は結構な数値の糖尿病患者で、病院で「あれを食べるな、これを食べるな、量はとるな」と沢山指示をいただいたが覚えられず、ダメダメばかりでイヤになってしまって、生活改善放棄生活を続けていたそうです。

大学薬学部の購買に、見知った名前の著者の本、それも糖尿病の本が並んでいたので、買って読んでみたところ、内容が身近で心当たりがあるものばかり。
嬉しくなってつい色々実践してみたら、あっという間に体重も減り検査数値が改善して行って、薬が要らなくなってしまった！
ほんとうに今もあれからずっと何年も、何も薬を飲まなくて済んでいるんだよ！
何を食べても良いと書いてあったこともうれしかったポイントの１つで、食べるものを自分で決めて行けるのは、ほんとうにうれしいんだ。
自分で自分の体をコントロールできるようになったから、多少数値が上がっても落とせる自信がついたよ！
俺がセルフコントロールするのを見て、一番驚いているのは家族なんだよ。
パパやれば出来るジャン！ってね。

ほんとうに嬉しそうに話して下さって、何年も前の本であるにもかかわらず、ずっと持っていて、数値が変化するたびに読み返しては納得し、セルフコントロールしていて下さるのをお聞きして、私の方が嬉しくなってしまいました。

それ以外にも、薬学部卒業生だけに薬剤師として患者指導に使って下さる方もあって、教授の退官パーティであるにもかかわらず、二次会の端っこでほかと違った盛り上がりをしていたんですよ。

お役に立ててくださって、ほんとうにありがとうございます！

本を読んでセルフコントロール戴けるのが一番ですが、これからのお話も出て来るようにが高血糖でであること自体が栄養素不足を引き起こしやすい体調にしてしまいます。
前回の不足したビタミン・ミネラルの補給で高血糖状態改善へでお示ししたように、不足しているであろうビタミン・ミネラルを補充すると高血糖状態は改善されていきますし、合併症予防にもなる可能性もあります。

もうすぐ健診シーズンですね。
どうか上手にセルフコントロールして行ってください。