忘れられている対策があります。
はじめまして、2月1日から公開されている『栄養と漢方で糖尿病を健康に導くプロ:笠原友子』と申します。
薬局店頭で糖尿病患者さんとお話ししていると
「どうせ治らんから」と、あきらめ顔の方に多く接します。
確かに安易に治るという言葉は使えない病気です。
血糖値が正常化しても、高血糖の時に体の中のたんぱく質にこびりついたAGE(終末糖化産物Advanced Glycation End Products)は、組織が代謝回転するまで取れません。
ですが体内のタンパク質が糖化しても、初期の段階で血糖の濃度が下がれば元の正常なタンパク質に戻ることができます。
病院の薬で血糖値正常化する方法も重要です。
が、高血糖になりやすい状態をそのままにしておくと、年々薬が増えてきていませんか?
糖尿病の合併症と言うと、三大合併症と言われる(末梢神経障害・網膜症・腎症)が有名ですが、これは細小血管の合併症であり慢性の合併症です。起きる時期も、おおよそのタイムスケジュールがあります。
ところが大きな血管の合併症は待ったなしです。
大血管障害と言われるもので、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞が三大合併症で、血糖値が高い今すぐから危険が発生します。
『明日の命が保障されない病気』と言うと言い過ぎでしょうか?
真綿で首を絞めるように、症状が無いまま進行するのがこの病気の特徴です。
日本人の糖尿病の9割は、生活習慣が原因と言われる2型糖尿病です。
幼いころから体の弱かった私にとって、生活習慣で起きた病気をそのままにするなんてもったいない話はありません。
一刻も早く健康に戻っていただいたいと考え、改善ポイントを見つけ出し、改善へのお手伝いをしています。
創業以来あと10年ほどで100周年を迎えますが、3代目としての開業以来
①からだにやさしいお薬選び
②病気になりにくい体つくり
③病気になっても治りやすい体つくり
この3つをモットーに漢方薬と栄養素の補充を主体に、処方せん調剤も受けながらお仕事をして来ています。
少しずつご紹介します。どうかよろしくお願い致します。
少しでも早く知りたい方は、『糖尿病は栄養をとれば健康に戻る(経済界)』こちらをご覧になって戴けば10年間の取り組みをいち早く知っていただけます。読者は自力で血糖正常化に成功しておられます。