「緊張」や「あがり」の予防策 元アナウンサーの話し方教室 西宮・神戸
【教室に寄せられた悩み相談】
テーマ:思っていることを伝えるのが苦手
自分の思いが伝えられないといつの間にか心に疲労がたまり心身に悪影響が出ます。自分の思いをしっかりと伝えられるようにポイントを押さえた話し方ができるといいですね。
自分の思いが伝えられない理由です。
・空気を乱したくない
・否定されるのが怖い
・他人に嫌われたくない
思っていることを伝えられない人は”相手の顔色ばかり見ている”ので自分の気持ちがどこにあるのかを見失っている場合が多いです。
対処法です。まずは自分の思いがどこにあるのかを考えその思いを一言で言えるようにしましょう。その一言は何ですか?わかったならばそれを声に出して伝えてみましょう!
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「辛い」「苦しい」「悲しい」「疲れた」
→「私はとても嬉しいと思っているのよ」
→「私はとても悲しいと思っているのよ」
あなたの思いを結論から話すようにしましょう。人は相手の感情を聞くと感情で答えてくれるようになります。ここで気を付けることはその感情から発した第2感情を言わないことです。純粋に最初に感じた第1感情を言うようにしましょう。
〇第1感情「さみしい」
×第2感情 寂しいから「イライラする」
〇→「とてもさみしいの」
×→「とてもイライラするの」
第1感情は純粋で健気なあなたの本当の思いです。この思いを伝えるようにしましょう。
最後に話すときのポイントをいくつかあげておきましょうね。
・考えてから話す
・結論から話す
・短く話す
・わかりやすい言葉で話す
・相手が傷つかない言い方を工夫する
・理解してもらえたら感謝の気持ちを伝える
まずはスモールステップ!今のあなたの思いを一言で語れることからはじめてみましょう!!
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■永田之子 (YUKIKO NAGATA)
元アナウンサー
話し方&コミュニケーション教室TALKNAVI代表
話し方講師
マナープロトコール講師
婚活アドバイザー (ツヴァイ講師歴10年)
コミュニケーションカウンセラー
全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーション向上に貢献。東京と西宮を拠点に個人向けパーソナルレッスン教室を運営。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
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