話し方のグループレッスン 元アナウンサーのレッスン教室 西宮・神戸・芦屋
こんにちは。元アナウンサーの永田之子です。
小学生のお子様の「ボイストレーニング」を行いました。「サ行」が上手に言えないためにクラスの友達から笑われることがあると言います。
「それは大変!」早速レッスンに入りました。教室ではアナウンサー方式で独自の矯正法を行っています。音声学をとり入れわかりやすく発音の仕組みを説明しています。
サ行を発音するときに一番大事なことはなんでしょう。
■”舌の位置”です。
サ行、タ行、ナ行は”舌音”と言われ発音するときには舌に重要なポイントがあります。舌の位置を正確に置くだけで音が出るようになります。サ行では「シ」だけ舌の位置が違います。
「サ、ス、セ、ソ」を出すときには歯を軽く閉じ舌を平らにして上の前歯と歯茎から舌先を少し離しすき間を作り発音します。
「シ」を出すときにも歯は軽く閉じますが歯と歯茎から舌を離して喉側に舌を引き前部の歯茎硬口蓋※の位置に置きます。唇は横に長く引きます。
※歯茎硬口蓋
舌先で上あごを喉の方にたどっていくと柔らかい部分があります。その手前の硬い部分です。
「シ」を出す感覚を早くつかむ方法は舌先が口腔上壁あたりにあることを意識しながら「静かにして!」というときの「シーッ」という音を何十回も繰り返し声に出してみることです。このときのポイントは唇を横に引き前歯が見えるように発音します。
「th」という音ではありません。「si」という音を出します。言えるようになったら次の言葉を練習しましょう。
「シャ」「シ」「シュ」「ショ」
「シーッ」が言いたくてお子さまは楽しそうにレッスンしていました。今回のレッスンでは30分程で「シ」らしき音が出るようになりました。
次回のレッスンでは「サ」行を使った「早口言葉」をレッスンすることになりました。言いにくい言葉や不得意な言葉は誰にでもあります。ただ人とコミュニケーションをとるためには正確で聞き取りやすい言葉を使わなければなりません。
カツゼツ矯正はいくからでもはじめられます。苦手な言葉を矯正することで自信を持って人前で発言できるようになります。諦めずに頑張りましょう!
■体験レッスン
話し方&コミュニケーション・マナーの個人レッスン
阪急神戸線「西宮北口駅」徒歩1分
お問い合わせ先→https://mbp-japan.com/hyogo/yukimigoro/seminar/5007478/
■講演会・研修・セミナーへのお問い合わせ
https://mbp-japan.com/hyogo/yukimigoro/service2/5003537/
(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。
■ホームページ→http://talknavi.jp