会議で人を惹きつける話し方　話し方・マナー教室「TALKNAVI」西宮

2022年5月16日公開 / 2023年2月5日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

こんにちは。話し方＆マナー講師の永田之子です。

私は講演会や研修で「人を惹きつける話し方」というテーマで話をすることがあります。「惹きつける」と言う言葉ですが「引きつける」と言う言葉とどう違うのでしょうか。

「惹きつける」とは好ましい印象によって相手の関心を引くことです。特に「心を引きつける意味合いを持たせる場合」にこの言葉が使われます。

「引き付ける」とは人目を引くこと。手元に近づける　などという意味です。

ですから人を惹きつけるには、話の内容だけでは足りません。見た目や雰囲気、その人の個性や魅力が重要な役割を果たします。

会議で話しをするときにも、いくつかのポイントがあります。例えばプレゼンをする場合には次のような点に配慮しましょう。

・自信を持つ
・身だしなみを整える
・姿勢を正す
・はつらつとした元気な声を出す
・会場の全員と目を合わせながら話す
・一人一人に語り掛けるように話す

アナウンサーが人前に立つときには絶対条件として「華やかな雰囲気」が求められます。その人が一目で司会者であることがわからなければ「場を制することはできない」と言われます。

身だしなみを整えることは相手に敬意を表すことです。人前に出るときには身なりを整え、どこから見られてもいいように、全身を鏡に映し、後姿にも気を遣うようにしましょう。

会議で自信を持って話すには、当然プレゼン内容を自分のものにしておかなければなりません。前もってしっかりと企画を練ってまとめ上げておきましょう。与えられた時間にもよりますが10分ほどのプレゼンであれば内容が散漫にならないようにテーマは「1つ」に絞ります。

声の印象ですが、はつらつとした元気な声にはその人の「やる気」や「エネルギー」を感じます。話の内容以上に「声」が人を惹きつけるということを覚えておきましょう。

一人ひとりと目を合わせることも大切です。たくさんの人がいても常に「一人に話すように目を合わせて話す」と説得力のある話し方ができます。

会議で話をする日には部屋に入る前に扉の前で深呼吸。顔に笑顔を作り、成功するイメージを持って堂々と扉を開けるようにしましょう。

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(近況）
千葉県警察本部　警察官への講話　2018年　2019年
千葉県公立学校教頭会　教頭先生への講話　 2022年

演題例　『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』

■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表　コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。

■ホームページ→http://talknavi.jp