自治会での上手な自己紹介　話し方＆マナー教室「TALKNAVI」西宮

2015年6月22日公開 / 2022年10月21日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：言葉遣い　マナー、会話術、対人関係療法

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こんにちは。
話し方＆マナー講師の永田之子です。

生徒様から「自治会で上手に自己紹介をしたい」というご依頼がありました。今年役員に選出されたとのことです。

個人の会話と公共の場での話し方は全く違うことをごぞんじでしょうか。公共の場では面白味がなくても「要を得た無駄のない話し」をしなければなりません。

「公共の場」は人の大切な時間を共有する場です。できる限りすっきりとした話をするように心がけます。そのためには前もっての準備が不可欠です。

公の場で自己紹介をするときの心得のポイントは次の5つです。

1．目的　2・誰に　3．自分の役割　4．状況　5．話の内容

自己紹介をすることがわかった時点で上の5つを踏まえて自己紹介文を作成しましょう。

「何のために」「誰に向けて」　「どんな自分が」　「どんな状況で」　「どんな話をするのか」を考えながら書きます。

自治会での自己紹介文の例を見てみましょう。

挨拶
氏名
住まい
趣味　特技
抱負
支援のお願い
閉めの挨拶

「はじめまして。このたび役員に選出された△△と申します。私は昨年〇〇町に越してきました。趣味はガーデニング、特技は速記です。自治会では自然環境に関わる仕事、または記録係などのお手伝いができるかと思います。新米役員なので、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますがどうぞよろしくお願いいたします」

満足のいく自己紹介をするためには5つのポイントを押さえた話を事前に準備し、繰り返し練習することが大事です。練習しているうちに自然と棒読みではなく気持ちも感情も込められてきます。

生徒様はレッスンが終わった後に「公共の場では何か気のきいたことを言わなければいけないと思っていました。とても気が楽になりました。」とおっしゃっていました。

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■永田之子 YUKIKO　NAGATA
元アナウンサー。話し方＆マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10，000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方＆マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。

■ホームページ→http://talknavi.jp