話し方のグループレッスン 元アナウンサーのレッスン教室 西宮・神戸・芦屋
こんにちは。永田之子です。今回は教室でも行っている「音読」が上手になる方法をご紹介しましょう。
その前に”音読が苦手な原因”をみていきます。何か思いあたる点はありますか。
・読むことに苦手意識がある
・文字を追うのに精一杯
・文章をまとまりとしてとらえていない
・内容を理解しようとしていない
・主題を探しながら読んでいない
・本を正しい位置に置いていない
文字が読めるようになったときから音読を苦手のままにしておくと、やがて文章を読むことが面倒になり高学年になるにつれ「読書を嫌う」ようになります。
読書はものの考え方の基礎になります。読解力は全ての教科の力です。時期を逃さずに、まずは音読の正しい知識を得るようにしましょう。いつからでもはじめられるのであきらめずにトライしてみましょう。
解決方法です。
ステップ1
1.予習をする (いきなり読まずに何回か黙読をする 内容がわかってから読む)
2.口を大きく開けて滑舌(カツゼツ)よく、一語一語丁寧に発音する
3.言葉のまとまりごとに印をつける(句点や句読点などに印をつけて読む)
4.句読点は一拍、句点は二拍として数える。
5.姿勢を正し、本に顔を近づけすぎない
黙読が終わったら必ず声に出して繰り返し読みの練習をします。棒読みにならないように感情を込めて読む練習をします。強弱、抑揚をつけて読むといいでしょう。文章にはリズムがあることがわかります。
誰かに聞き役になってもらうのもいいですね。感想を聞いてみましょう。自分では気がつかなかった良い点や悪い点がわかります。また録音すると自分の声を聞くいい機会になります。
ある程度の練習が終わったならばステップ2に進みましょう!ここからはプロのアナウンサーも行っている方法です。アナウンサーが堂々と原稿を読めるのは「自信」と「慣れ」です。「練習、練習、また練習」を繰り返すことで人前で上がらずに上手に話せるようになります。
ステップ2
・句点に書いた印を消して読めるようにする
・感情を込めて読む・・・登場人物になりきって読む
・「地」と「語り」の部分の読み方を変える
・300文字を約1分で読む
・好きな本で練習する
・暗記するほど読む
・早口言葉を練習する
・人前で話す機会をつくる
音読が上手になると文を理解しながら読めるようになります。長い文章も結局は、短い文章が集まったものです。区切りながら読むことで読みやすくなり焦らずに余裕を持って音読できるようになります。
音読や文章を読むのが苦手な人は、まずは絵本や文字の大きい読みやすい本から練習をして少しづつレベルを上げていくようにしましょう。
■元アナウンサーの音読の個人レッスン 西宮
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■永田之子 (YUKIKO NAGATA)
話し方&コミュニケーション教室TALKNAVI代表
元アナウンサー
話し方講師
マナープロトコール講師
岸和田健老大学特任講師(講師歴15年継続中)
コミュニケーションカウンセラー
婚活アドバイザー (ツヴァイ講師歴10年)
プロフィール
国際儀礼資格を持つ「話し方&マナー講師」。色彩コーディネーターなどの資格も保有し、相手に好感を持たれるマナーやコミュニケーションの指導を行っている。クライアント一人ひとりへ丁寧に寄り添う個人指導が好評。アナウンサー時代に培った洗練された話し方や、マナーの深い知見が高く評価され、セミナー講師、司会者、本の監修者としても活躍中。
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千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
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【寄稿 監修】
フェリシモ『オトナのマナープログラム』
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光文社『kokode.jp』
テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』
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