肌本来の美しさを引き出す鍼灸で、年齢肌の悩みに応える（1/3）

全身にアプローチして不調の根本改善を導き、美肌を目指す

　年齢を重ねると、顔のツヤやハリ、たるみなど、さまざまな悩みが目立ってくるものです。姫路市書写にある「八草鍼灸院」では、鍼灸により体の内側にアプローチし、肌質改善を導くケアに力を入れています。

　鍼灸院を運営する「ヘルス＆クラッシー」理事のやくさひろさんは、鍼灸師として「皮膚は内臓の鏡」という東洋医学の考え方をベースに、〝美しい顔〟を目指す「美顔学」を提唱します。
　「お顔の皮膚は繊細で、体の不調やストレスが現れやすい場所です。お菓子を食べすぎて胃腸に負担がかかり、吹き出物が出た経験がある人は多いでしょう。肌表面だけでなく、内臓機能など内側からバランスを整え、お客さま自身が持つ本来の美しさを引き出します」

　美しい肌とは、「ハリがあり、キメが整い、うるおいのある肌」。カウンセリングで、既往歴や食生活などを丁寧に聞き取り、一人一人の悩みに応じてオーダーメードで施術。顔の悩みであっても、頭皮や腹部、脚など全身にはりを施します。
　「はりによって体の血のめぐりが改善し、美容や健康の大敵である冷えの解消につながります。凝り固まった表情筋などをほぐすパルス（電気鍼）のほか、クレンジングやパックなどスキンケアも取り入れ、総合的に働きかけます」

　美容に関心の高い40代以上の男女から支持を集めているそう。
　「ケアの前後で、鏡を見てご自身で触ってもらうと、ほとんどの方がその変化に驚かれます。より深い睡眠を得られ夜中に目覚めにくいなど、見た目だけでなく、体調の変化を実感する声もよくいただきます」

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