50歳を超えて定年退職後の生活を考えるように
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの今村浩二です。
ファイナンシャルプランナーって最近聞くようになったけど、
どんな人が相談してるの?
どんなことが相談できるの?
ってよくわからない方も多いと思います。
このコラム『今日のコンサルティング』では、
私が代表を務めるFPオフィス・ユニバーサル財務総研のお客様を毎回お一人ピックアップして、
どんな方がどんなお悩みを相談されたのか、紹介しています。
「私の悩みもファイナンシャルプランナーに相談したらいいんだ!」と気づいていただくきっかけになれば幸いです。
今日お話するお客様は、銀行で購入された投資信託について相談されたい女性です。
弊社のマネーセミナーに参加され、
「投機と投資、資産運用の具体的な運用の方法をもう少し知りたい」と、個別相談もご利用に。
詳しくお話をうかがうと、
「銀行でご利用の投資信託の価格の下落が相次いで起こった際に、
短期間で違う提案を行ってくる銀行に対して不信感を感じた」というN様。
もし、銀行の担当者がN様とのお話の中で適切なゴール設定を行えていれば、
N様が不信感を感じることもなかったかと思います。
あなたがN様の立場だったらどうでしょうか?
銀行や証券会社などの金融機関に投資や資産運用の相談をするとき、
どんな思いをもっているでしょうか?
A)「数年でお金が倍になるようなプランはないですか」
B)「将来のために資産運用をしたいのですが、何かいいプランはないですか」
あなたがB)の時間をかけて運用する長期投資を望んでいたとしても、
金融機関ではA)の短期投資に用いる提案が多く見受けられます。
「利益を確保するためにいったん売却しましょう」
「売却したお金で次はこの商品はいかがでしょうか」
「いまの状況に見切りをつけて、こちらの商品で損を取り戻しませんか?」
どれも長期的な視点ではないアドバイスです。
こうしたミスマッチなゴール設定や提案から「モヤモヤ」は生まれています。
このことをご理解いただき、
将来を安心して過ごすための資金を準備するために
どのような運用や預け方をすればいいのかについて具体的な話をさせていただきました。
コラム『今日のコンサルティング』は、毎日更新を目標に投稿しているため、内容は短めです。
より詳細な内容を知りたい方は、コラム『FP相談事例』も是非ご覧ください。
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