百日たって
いつものようにプロ野球中継をみながら晩ごはんを食べていると、いきなり「バントの構えやって」と言われた。
人生で一度もバントをしたことはない。(子供のころに野球ごっこはしていたが、私に「バントをせえ」というような勇気ある(勝負を捨てた)子はいなかった・・・)
おそらくまあこんな感じか??とやってみた。次には「ボール投げるかっこやって」と言われ、それも不細工ながらやってみせた。「ふ~~ん・・・」となにやら感じ悪い・・・
どうやら、私の身体の使い方を4スタンス理論にあてはめてみたようだ。
「人の身体の使い方には4種類あり、それぞれが自分のタイプに適った身体の使い方を持っている・・・云々」という理論で、最近テレビなどでもよく取り上げられているそう。
興味をひかれたのは、「4タイプには優劣はなく先天的に身体の使い方がちがうだけ」というところ。いくらイチロー選手に憧れて真似をしても、本来が松井選手タイプの身体の動きならうまくいかない・・・松井選手のフォームを真似ると、あっなんかやりやすい・・・となるそうな。
指導者が自身の経験からアドバイスしても上手くいくケースとかえって悪くなるようなケースがあるのは、なるほどそういうことか・・・と妙に納得できた。
(私のタイプはおそらくB1ちゃうか・・・とのこと)
後からの努力で変えられるコトももちろんあるだろうけれど、どうにも変えられないモノというのは思っているよりもずいぶん強い影響力があるようだ。
元々の性分。これもかなり変えられないものだろう。
性分によって物のとらえかたなどはずいぶん違うから、全くちがった性分の人にいくらアドバイスをもらっても、そもそも受け入れる時点でかなりストレスを受けそう。
私自身は「気は小さいが神経太い」性分だと思う。
母の介護や仕事で出会った方々の話や日々ネタなどいろいろとコラムに書いているが、「気は小さいが神経太い」性分の視点でとらえているコト。
世の中には「神経細やか」や「気が大きい」方がたくさん居られるので、そう思うとなんて役に立たないことをあれこれまぁ・・・とイジイジ考え込む(気の小ささで)
しかし、これも物事の一つの側面!とすぐ開き直る(神経太し)。
こんな性分を踏まえて、今後もお読みくださいまし。
(10年経って今さら・・・)