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旅に出ていた

坂部智子

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テーマ:日々ねた

旅に出ていた。
なんと、人生初の海外旅行。
年明けから、風邪をひいたり、またまた派手にこけて負傷したりでイロイロと追い立てられまくっているのに、さらなるしわ寄せで、今はえらいことになっている・・・(年度末やし)
しかし、思い切って行ってよかった。
これから先、自分のモノの見方や考え方におおいに影響を与えるであろうと思われる。
実質現地8日間の異文化体験(!?)でした。

行先は、米国ミシシッピ州。
初海外旅行なのにツアーではなく、二人でレンタカーで巡るという暴挙。(移動距離は延べ2900km!)
ちなみに、私の語学力はほぼ無し。
昨年リオ五輪観戦に行った友達からトランクを借り、参考までにともらった「旅のしおり」には、海外旅行での注意点として、治安の悪さやトイレに困るなどの不安要素が満杯。
ブラジルとアメリカはちがうやろ!と言われても、なんせ初海外。
できるだけ必要最小限にしぼった荷物と山盛りの不安を詰めて、びくびくと旅立ったのでした。

実際には、そんなに困ることはなかった。
みな、とてもやさしかった。
トイレは、お店でもガソリンスタンドでも借りられた。(トイレはやはり最重要問題)
最近の日本でふりまかれているような愛想の良さはない。
どちらかというと無愛想で、見た目も怖い・・・
けれど、ちゃんと尋ねたり、困っていることを伝えると、必要な手助けをしてくれた。
私が、やはりちょっとびくびく、ドギマギしているし、長時間の車の移動でいつも以上にヨロヨロして、あちこちでつまずいたりもしているので、いろんなところで、なんというか、“とても心配”、“大丈夫か”という視線を受けていた。
“OK”、“THNK YOU”などと返すと、そこから一気に“OH~”“HEY~”などと笑顔でいろいろと関わってくれる。
とてもありがたかった。

しかし、50も過ぎているのに、やはり一度もレディやマダムとして扱われたことはなかったのだ。
なんだか「いたいけ(?)」とか「小さな頼りなげな(?)」(まさにコドモ扱い)だった。
まあ、なんといっても、体型の差だろうな。
成人女性はみなでかいのだ。
胸やお尻のボリュームがすごい。
身長は私より低い人もたくさんいるけど、横幅、厚みは倍近い。
そこから醸し出される貫禄、迫力は半端ない。
そして、だれも小走りをしない。
なんて自分がオタオタ、コソコソしているのか・・・と情けなく感じた。

単純論だけど、体型というのは、あらゆることに影響すると思われる。
それに風土、気候、歴史。
たかだかわずかな時間を過ごしただけで、とても語れるコトではないけれど、
この旅で感じたあれこれを、追々綴っていこうと思います。
(今度こそ、ちゃんとコラム書くのをガンバルゾ!)

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