映画 「ペコロスの 母に会いに行く」
昨夜のEテレの「スーパープレゼンテーション」
ハーバード大学で、724人(ハーバード大在籍者と極貧層から)を19歳から75年間追跡調査し続けたシアワセに関する研究。(うち60人が現在も存命で、2000人以上の子孫が研究に加わり、4人の所長が代々受け継いで、現在も進行中)
名声、富、成功ではなく、いい人間関係がシアワセと健康の秘訣だという。
大切なのは、人とのつながり。
孤独は脳機能の低下が早い。
特に、身近な人との人間関係が大切。
暖かい人間関係が80代のシアワセの素。
50代での人間関係の満足度が80代のシアワセと健康を決める。
コレステロール値ではなく。
いい人間関係は脳機能も守ってくれる。
困った時は相手が守ってくれると思う人は記憶がはっきりしている。
いざという時に相手に頼れると思えるか。
深い人間関係を築ければ、シアワセになれるというのは真実だと判明。
身近な人間関係、家族間の確執は本人に対するダメージが大きい。
幸福感というのは、個人の感情とつながっているので、人によってちがう。
精神的安定、物理的安定、刺激も必要。
だが、何よりもいい人間関係が必要。
他者とつながっていると感じるかどうか。
いい人間関係を築ける人は、柔軟性をもっている。
他人を尊重する。
人はそれぞれちがうことを認める。
歳とともにシアワセの定義は変わる。
歳をとるにつれシアワセになっていく人は、より自分をシアワセにすることを選択できる人。
残された、限られた時間での優先順位が見えてくる。
人生ははかない。
愛するために使う。
争い、謝罪、傷心や責任追及をしている時間などない・・・
久しぶりにテレビにかじりついて、ひっしでメモをとりながら、観た。
(字が書けず、止まっている間に話が進んで、のがしたとこもありつつ・・・)
人間関係が大切なんだろうとは、誰でもわかってはいても、実際にはそれは複雑で面倒で地味で地道な努力がたえず必要だから、人はもっとわかりやすく、手っ取り早く手に入るモノにシアワセを見出そうとするのだ。
でも、この75年の追跡調査というのは、説得力があった。
身体検査や仕事、家族の変化、その時々の精神状態など膨大なデーターに基づき、過去から未来を読み解くのでなく、現在から過去を振り返った時に見えたことだから。
私は、ちょうど50代。
いい人間関係、大事にせな。