一緒やったら
本日訪問のAさん(88歳女性、要支援1、独居)
下肢筋力の低下により、歩行器をレンタル中。
その歩行器に、自転車用のライトがついている。
「まだ暗いうちから出んならんから」とおっしゃる。
なんでも、
すぐ裏といっても、Aさんの足では15分ほどかかるところの神社へ、
毎朝ラジオ体操に行っているそう。
歩行器を使うようになってからは、傘がさせないので、晴れた日しか行かないそうだが、
それでも、毎日押してもらうスタンプは、なんと7758個目。
え~っ!!すごいですね~と驚いていると、
2歳上で、去年10000回を迎えた人がいらっしゃるとのこと。
脳梗塞の後遺症で右半身が不自由になっているそうだが、
雨の日もカッパを着て、杖をついて参加されているそう。
「もうこのヒトはすごい人でね~、片手でなんでもしはる。(元々右利き)
この折り紙(飾ってあるのを指して)も、片手で折ったんをくれはった。」
「肘でこな~いして押さえて・・・」
「すごい努力家でね~」
「お習字もすごいきれいに書けるようになってはる」
とても誇らしげにいろいろ話してくださった。
「私の目標やねん」
「かなわへんけど、まずはラジオ体操、8000回めざしてるんよ!」
長年通っているので、周りはみな顔見知り。
それでも、高齢者ばっかりで、
スタンプを押してくれる会長さんは、すぐ近所に住んでいるけれど、
「どないなことがあっても、ワシが休むわけにはいかへん」
「はってでも、毎日来る」とおっしゃているそう。
お互い元気な顔を見て、
また明日~と言いあう。
すごいな。