沁みついて
ここのところ、月末でもあり、あの7月以降の怒涛の日々のしわ寄せで、
けっこう私の帰宅時間が遅くなってきている。
退院してぼちぼち2ヶ月になる父は、ずいぶん元気にはなってきているが、
畑のせいで(あっ、報告できてないですが、先々週、弟子4人を引き連れて大根の畝を作り、そこから1週間かけて、一人で種まきをやった・・・言うことキカンので・・・)
かなり疲れていたのだろう、家の中のことは、ちょこっとする程度・・・。
私が帰ってから、ササッと作る程度のモンを、父娘で細々と食べており、あまり栄養もバランスもよろしくない(こらこら)・・・という日々が続いていた。
それが、昨日は帰ると、晩ごはんができていた。
ささみのカレーフライ、トマトときゅうりのもずくサラダ・・・というメニュー。
フライが食べたかったそう。
一個しか食べられなかったようだけれど、胃が全部なくなって、腸もずいぶんとっているのだから、食べたいと思って、1個でも満足して食べられたら、上等すぎ。
そして、さっき届いたメールには、今晩のメニュー。
・レタスとひき肉の重ね蒸し
・豆腐の山芋かけ
・オクラのスープ(オクラは畑で採れたヤツ。もうほとんど終わりかけ)
を作った、やって。
私が図書館で、いろいろ借りてくる「養生食」系の料理本をなかなか熱心に研究しているよう。(私は借りてくるだけ・・・)
帰ったら、晩ごはんができている・・・という、あの今までのフツーの(イヤイヤ、ぜーたくな)日々が、ちょこっとよみがえってきたみたい。
しかし、この週末、次なる畝作りをさせられそうなので、種まきやら水やりやら、
またまた畑に手をかけないといけなくなってくるので、どうなるかな。
やっぱり、父の一番は、「畑」なので。
懲りずに・・・
かつてのいつもの日々への郷愁にとらわれず、「今」この現実の中で、
私も、やるべきことをがんばろう。