聞き入れる魔法
東京に住む友人から、介護保険サービスについて相談があった。
利用できるサービスについて、答えていたのだけれど、
担当になったケアマネからは、ことごとくサービスの利用は難しいと言われたらしい。
何を訊いても「〇〇区ではそうなんです」と、ぴしゃりという感じだとか。
「そんなに地域によって違うん?」と、電話があって、こちらもびっくり。
各市町村独自の介護サービスがあったりはする。
でもそれは、さらに手厚いサービスを独自でやっているケースであり、
介護保険法で定められているサービスが、住んでいるところによって
使えるか使えないかが違うなど、おかしい。
〇〇区に電話してみた。
「〇〇区では、サービスが利用できないということはありませんが、
個々のケースに応じて対応していますので、具体的な相談でないと返答できません。」
さすが行政・・・確かにそうなんですが・・・ねぇ。
ネットで、〇〇区の介護保険サービス事業所をいろいろ探してみた。
野生の勘で選んだ先に、匿名で相談の電話をかけてみた。
共通して言われたのは、
確かに、エリアによって、というよりもケアマネによって
サービスが受けにくい状況というのがあるようだ。
残念だけれど、それは、神戸でもある。
なんでも「できない」、「難しい」と言われたり、
提案をあげてから、何日たっても返答が無かったり、
必要な人に必要なサービスが、タイムリーには提供できない現状がある。
どこでもいっしょ・・・ということか・・・
今回、相談した事業所は、いずれもとても親身になって聞いてくださった。
野生の勘がよかったのか、安心できる事業所の割合が高いのかはわからない。
たまたま対応してくれた人がよかっただけで、実際にサービスを
利用するようになったら担当者はアカンかったということもあるので・・・
なんか、この当てモン的な要素が強い・・・というのが、一番怖いな。
友人が安心できるような返答には、ならないな・・・