沁みついて
朝つけたテレビで、「自殺対策 私たちにできること」をやっていた。
昨年、同級生が自殺したこともあり、いろんな感情が動いた。
簡単じゃないことはわかっている。
何も、言えない。
でもでも、やっぱり、死んだらアカンと思うのだ。
あの震災で、「釜石の奇跡」を生んだ学校の校歌を
ちょっと前の「題名のない音楽会」で聞いた。
すごいなあと思った。
生きていくのに、大切なことが全部詰まっている。
もちろん、かんたんじゃない。
でも、こんな風に、生きられたらと思う。
この歌詞を、何度も何度も読み返している。
釜石小学校校歌
【作詞】井上 ひさし
【作曲】宇野 誠一郎
いきいき生きる いきいき生きる
ひとりで立って まっすぐ生きる
困ったときは 目をあげて
星を目あてに まっすぐ生きる
息あるうちは いきいき生きる
はっきり話す はっきり話す
びくびくせずに はっきり話す
困ったときは あわてずに
人間について よく考える
考えたなら はっきり話す
しっかりつかむ しっかりつかむ
まことの知恵を しっかりつかむ
困ったときは 手を出して
ともだちの手を しっかりつかむ
手と手をつないで しっかり生きる