バリアフリー展2013 新商品ご案内 ベッドマット編
「ベッドの向きを変えてほしい・・・」という依頼が、ここのところ立て続け。
頭と足をぐるっと逆向きにしてほしいという依頼。
電動ベッドを借りたものの、背上げや高さ調節といった機能をそのうち使わなくなり、
テレビの向きや、はたまたベッドへの上がり下りの方向など
実際に使ってみて自分の気に入るほうから・・・となって
最初に設置した向きとは逆に、寝ていた・・・という。
先日訪問したAさん(80代女性、要介護2)は、
急に腰の痛みがひどくなり、背上げ機能を操作すると
足元が上がってきたので、びっくりしてもう一つのボタンを押すと、
背中の真ん中から反るように上がってきた・・・・とおっしゃる。
足上げボタンを押したので、ひざ部分が上がったのだけれど、
本来の足元側を枕側にして寝ているので、背中はイナバウアー状態・・・
そりゃ大変。
痛いし・・・
本日訪問したBさん(80代女性、要介護5)も、
背中が痛いからと、マットの上にさらにマットに敷布団を重ねておられた。
Bさんも足元側を枕側にしており、しかも足が6度ほどあがったまま。
そりゃ痛い・・・
みなさん「気がつかなかった」とおっしゃる。
電動ベッド使用の注意のホントの基本の基本ですが、
まずは、どっちを頭にして設置するか。
もちろん使ってみないと、具合がいいかどうかはわからないので
設置事業者も、必ずしばらくたって、その向きでいいか確認する必要がある。
勝手に体の向きだけ替えて寝てしまうと、
本来の理由で電動ベッドの機能が必要になった時、役に立ちませんので。
くれぐれもご注意です。
このケース、意外に多くて驚いています。