徘徊対策の現状
昨日の話。
前の晩降り積もった雪が、朝もけっこう残っていた。
バス停までの下り坂はほとんど日陰。
いつもなら、ほぼ5分で駆け降りる坂道だけれど、
用心して10分前に家を出た。
案の定、日陰の道は凍り付いていた。
気をつけて、慎重に歩いていたのに、ズリっっ・・
危うくしりもちをつく手前で、なんとか踏みとどまった。
瞬間、太もも全面、腹筋、背筋・・・大活躍。
周りに、手で掴まって支えられるものは無かったので、
この程度でも、筋力とバランス力?に助けられた。
日頃仕事で、「転倒に気をつけて」と、よく言っている。
まずなにより、「慌てないコト」だと言っているが、
慌てなくても、これだけ用心して歩いても、
こける(正確には“こけかける”)のだ・・・
防御として役に立ったのが、「筋力」と「バランス力」・・・では、
そこを福祉用具でカバーするとなると、やはりなかなか難しい・・・。
しかし、選定する視点として、
「なんとか持ちこたえる」は、「こけない」にこだわるよりも
柔軟で、幅が広いように感じる。
そして、いくつであっても、自分の筋力とバランス力は大切である。
筋トレほどではなくても、日常の中で、知らずに鍛えられる程度の動作について、
この項、続きで書いていきます。