人を傷つけるのは
今日はクリスマス。
日々のことにいろいろ追われていると、あまりそういったことにピンとこない。
母はデイサービスで、きちんと季節行事を体験してくるので
連絡帳をみて、あ~もうそんな時期か・・・と思う。
それで、土曜日にようやく段ボール箱をひっぱり出し、飾り付けをした。
日頃は愛想の無い家の中が、ちょっと華やぐ。
クリスマスもなにも、もうわからない母だけれど、
赤いのや金色のや、なんかピカピカ、きらきらしているので、よろこんでいる。
ジングルベル♪~と歌うと、のってきた。
1年に1度の歌でも、記憶のどこかからちゃんとよみがえってきて、一緒に歌う。
手をとって、ぶんぶんふりながら歌うと、きゃらきゃらと笑う。
クリスマスを祝う由来とは離れたところで、
ただ、この笑顔をみたくて、それだけで、飾ったり歌ったりしてるんかな・・・
でも、なんというか、それが一番ではないかと思うのだ。
あわただしい日常に追われて、気が付けばあっという間に1年が過ぎる。
クリスマスや大晦日、新年・・・いろいろな季節の行事・・・
ちょっと立ち止まって、非日常の“晴れの日”を祝う。
大切な人の笑顔をみたくて、ただ、幸せを願って、
そして、今の平穏な日々を感謝する。
ついつい忘れてしまうから。
今あるすべてが、当たり前じゃないことを。
メリークリスマス!
たくさんの奇跡に感謝。
たくさんの笑顔が ありますように・・・