沁みついて
歳の近い友達と会っている時、
私が、こういう仕事をしていることは知っているけど、
まだ身近に“介護”が必要な人がいなくて、実感はなく、
「介護ときくと、なんだか構えてしまう・・・」とよくきく。
さらに、「介護って、どんなん?」
「歳とったら誰でも介護がいるようになるん??」
「何歳ぐらいから???」
「何が大変????」などなど、素朴な質問が次々と投げかけられる。
簡単に答える場合は、「人による・・・」と言って、「なにそれ~」で笑って終わる。
でも、なんて答えたらいいのか・・・は、いつも考えている。
特に最近の、父のコトも考えると、
やっぱり、一番大事なのは「受け取る力」だと思う。
(以前にも書いているけど、もう一度)
自分が介護される側になった時でも、誰かを介護するようになった時でも
何ができるかや、どうしたらいいかなどの方法論はいくらでもあるし、
実際、ホントに「人による」ので、その時その時に合わせて選んでいくしかない。
そうした「選択する力」というのは、丸ごと人に頼ってもある意味いい。
けれど「受け取る力」だけは、自分でしか、どうにもできない。
いろんな人を見ていて、本来の「性格による」ところは、大きいと思うけど
何か、鍛える方法などあるのかな・・・
あればいいなぁ。
私なりに考える、「受け取る力」について、その鍛え方なども
おいおい書いていこうと思います。
この項 きまぐれに続きます。