読んだ本その9
朝、テレビで流れていた「婚姻契約書」というのに、思わずくぎづけ。
なんでも、「家事の分担」「収入の管理」やら「帰省の回数」「服装・髪型」などなどを
夫婦が(結婚前でも、結婚後でも)話し合って決めて契約書という形で残す・・・ものらしい。
番組を最後まできちんと見ていないので、世の中にこういうものがあって、
積極的に取り交わす夫婦が増えている・・・というのに驚愕した・・・でとどめときます・・・
折りしも、久しぶりに図書館に行って、山ほど借りてきた中でちょうど読み終えたのが、
「男が離婚を語るとき」(亀山早苗 著 2003年発行)
これがまあ、とても興味深い内容だった。(なんで借りたのか・・・?も謎ですが・・・)
率直な感想としては、
「自分が奥さんをもらう立場でなくてホントによかった~」なのである。(変かな???)
なんというか、とにかく、「女は怖い」のだ。
もちろん、結婚生活のことも夫婦のことも他人にはわからないものだ。
でも、この著者自身も離婚経験者でありながら、
重い口を開いて、とつとつと離婚を語る男性への視線がとても優しい。
今、あるいはこれから、結婚を考えている、もしくはすでに“婚活”をしている女性には
「結婚するため」のいろいろよりも、ぜひぜひこの本をおすすめします。
男性には・・・う~ん、こんなん読んだら、怖くて結婚なんてできない・・・やろうな・・・
上述の「婚姻契約書」も含めて、
私が思うのは、人は日々変化する・・・・ということ。よくも悪くも。
その変化に気づけるか、一緒に立ち向かえるか、分け合えるか・・・
私自身、結婚してないから、なんともいえないけど、
昔読んだ本に、「結婚して一番悲しいのは、自分が一番なりたくない女に、
大好きな人の前でなってしまうこと・・・」(微妙に表現ちがうかも)というのがあった。
とても印象深くて、もしかしたら、そうなるのが怖くて、こうなってる(?)のか???
なんか、話が変な方に転がりかけてる・・・
え~っと、
結婚生活の先には、“老い”も“介護”も含まれていて、
日々の仕事の中でも感じる様々な「?」の正体というか根っこ?が、
ちょっとわかったような、そんな学びもあった本です。