目が離せない
6月に住宅改修をさせていただいたAさん。
暑くなって体力が落ち、入院されている。
「病院にいても、もうすることがないらしく、本人も家に帰りたいというから・・・」と、
奥さんが在宅介護について相談に来られた。
寝起きの状況、トイレをどうするか、食事は?・・・などを確認しつつ、
一番大切なのは、Aさんがどう暮らしたいか。
そして、家族はどうしたいか。
今までに、何度か入退院を繰り返してはいるけれど、今回は、今までとはもう違う・・・
医師の説明、態度・・・、
夫をみていて感じるなんともいえないモロモロノコトから、
自分なりに覚悟をしている・・・と 奥さんはおっしゃる。
離れて暮らす娘たち(その一人が私の友人)にも、伝えたけど
あまりまだピンとは来ていないようで・・・ともいう。
介護する環境を整えること、方法などは、いくらでもある。
後悔しないように・・・といっても、どうやったって、後悔はする。
けど、今、家に帰りたいというAさんと、家で看るという家族がいれば
一番大事で、大きなハードルは超えていると思う。
先は見えない。
どのくらい先に、実際に“いざ”と言う時が来て、
果たしてその時にどうするか・・・
いくら前もって話し合っていても、その通りになるのか、
するのがいいのかもわからない。
Aさん家族の、これからの取り組みに、
そっと寄り添えたらと思う。
この項 続く・・・で・・・