人を傷つけるのは
オリンピックには魔物が棲む?
甲子園に…とは、よくきくが、体操個人総合金メダリストの内村選手が口にすると、その怖さが増す。
オカルトな話ではないので、実際にはココロの問題。
メダルや順位など関係なく、自己ベストが出せれば そんなに素晴らしいことはない。
誰も実力以上のことは望まない。
練習で出来たこと、今までの自分の最高の出来が、本番の舞台で出せること。
それがなによりの望みだろう。
けれどなかなかそうはならない。
地道な努力を積み重ね、コンディションを整え、最後は自分のココロに棲む魔物との闘い。
「ライバルはいつも自分自身」・・・誰かが言ってた。
最後に闘う相手は自分自身なのだ。
フツーの日常生活においても 様々なココロの誘惑と戦わないといけない。
外回りから戻って、暑くてしんどくても まずちゃっちゃと記録を書いてしまうと 後が楽なのに、
服を脱いだとたん(コラコラ)ソファーに転がってしまう。
一息つくだけのつもりが、もう起きられない…
オリンピックの話から、もうまったく低レベルな話になっている…
けれどおそらく誰しも、コトの大小の差こそ大きいやろうけど、
日々、様々な場面で、自分自身と闘っているのだ。
右の天使と左の天使?(左右は定かでないですが、悪に誘うほうと留めるほう)
ジキルとハイド?
大前提として、そうありたい(なりたい)自分像が明確に必要。
それが全ての判断の基準になるから。
こわいのは、その自分像がどんどん、ぼやけること。
みすぼらしくなること。
どうでもよくなること。
そして闘いを放棄すること。
「生きる」ということを あれこれ思う・・・オリンピックの画面を追いながら…
(さらなる低レベルの葛藤を繰り返しつつ…)