兄妹
毎年この月になると、誕生日月なこともあってか、
今までの反省と、今後の抱負などを ちょっと謙虚にあれこれ思う。
最近よく考えているのは、
「介護とは?」、「のぞむ暮らしとは?」ということ。
ともべぇの基本コンセプトは、
「在宅生活の快適・便利のサポート・・・」である。
この「快適」や「便利」を、“求めない”という人が、けっこういる
・・・・どころか、多数派だったりするのだ。
そのことに、最初は驚き、とまどいながら、
最近では、“求めない”ことをいかに尊重して、
“暮らし”をサポートするか・・・も、なんか考えられるようになってきた。
(もちろん、無理や無茶にならないように・・・は、確保しつつ)
そもそも介護に正解はないし、人それぞれ違うのだから
何を今さら・・・ということではあるけれど。
なんというか、自分のやっていることに、
「信念」や、「確信」を持つことは“こわい”と、思う。
“こわい”というより、“危険”かな・・・
自分の方法が「正しい」という確信を持つと、
どんなに冷静に客観視できると思っても、目が眩む。
特に一人でやっていると、そうなる。
この仕事は、あくまで、相手が“主”であるので、
「あなたにとって どうなのか」が全ての基準になる。
この当たり前のことを、忘れないように、
ホントに、謙虚に目の前の人に向き合えるように、
立ち止まって、また歩いて行く。
七月のスタート。